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通販LPデザイナーは営業の自動化+αで売上を拡大する方法

今日もお疲れ様です!!
通販LPくん|D2C(@eclp_design)です。

今回は、自身のフリーランス期間、他業種での営業経験をもとに
通販LPデザイナーの案件受注について解説していきます。

※🔰営業未経験、初心者向けの記事となります。

当ページでは、現役LPデザイナーの営業手法を無料で公開、解説しています。実用的な内容を意識しているので、読んでも損はしないはずです。
LINE誘導もありません。
安心してお手に取ってご覧ください。
本記事を最後まで読んでいただくことにより、今後の営業活動のお力になれますと幸いです。

営業とは?売上を伸ばすのに必要な活動

突然ですが、あなたは営業が得意ですか?

こう質問されて即答で「はい」と答える人は少ないかもしれません。
好きで営業ができる人もいれば、本当に苦手な人もいるからです。

ビジネスをするにあたって、とても重要な要素がまず「売上」です。
売上を上げるためには、営業活動が大前提になってきます。

ただ待っていても勝手に仕事が舞い込んでくることは少ないです。

副業であろうとフリーランスであろうと仕事を
自分で受注していく必要があります


会社では仕事を振ってくれますが、個人になれば
仕事を自ら作り出していかなければなりません。

例えば、

クラウドソーシングで募集したり、

友達や知人から直接依頼を受けたり、

仕事を作り出すには、いくつかの方法があります。

売上を作るためには直接的、間接的なものも含め
営業活動は必須条件
です。

もし、営業活動をしなければ、
やがて仕事は減っていき売上は保てなくなります。

例えば、下請けとして1社に依存し、その1社からの仕事が途切れれば
一気に仕事がなくなります。


営業の苦手意識は先入観から生まれる

「営業」と聞くだけで、押しが強い、強引に買わされるなどネガティブな印象をもたれることがあります。

LPデザイナーの仕事をしているとよく耳にするのが

「営業だけはやりたくない」という声です。

セールスに苦手意識を抱えているデザイナーは、意外と多い。

営業は、慣れが必要です。

特に営業経験のない人は、
内向的だったりコミュニケーションに自信がないことが多いです。

その為、ネガティブな先入観を持ちやすくなります。

因みに、私も根は内向的な性格で恥ずかしがり屋です。

しかし、

仕事と割り切って取り組み、継続していくことにより徐々に慣れていきます。

売上を作るには避けられない活動なんです。

営業には2種類の営業スタイルがある

営業には、プッシュ型(押し営業)、プル型(待ち営業)と言われるスタイルがあるのは有名。

古典的な電話営業では、アウトバウンド、インバウンドともいわれます。
プッシュ型は能動的な活動であり、プル型は受動的な活動となります。

新規の取引先開拓、新規案件の受注は、押し営業と待ち営業を
うまく使い分けると効果的
です。

狩猟型と農耕型を使い分ける

先述でプッシュ型(押し営業)、プル型(待ち営業)について触れましたが、営業には、狩猟型と農耕型のタイプがあります。

プッシュ型(押し営業)は、狩猟型。
プル型(待ち営業)は、農耕型営業に近い。

明確な定義はありませんが、次のように考えることもできます。

  • 狩猟型は、狩りのように案件を探し即決を目的とした営業

  • 農耕型は、種をまき、案件が実るようにじっくりと育てていく営業

どちらが良くてどちらが悪いことでもなく、継続的な案件受注に困らないためにはどちらも同時に実行していく必要があります。

✅それでは、実際にどんな営業方法があるのかを確認していきます。

通販LPデザイナー6つの営業方法

通販LPデザイナーが営業活動するには、
主に次の6つの方法があります。

  1. メール(押し営業)

  2. テレアポで案件を受注する(押し営業)

  3. ホームーページ集客(待ち営業)

  4. クラウドソーシング(押し営業&待ち営業)

  5. 紹介で案件を受注する(押し営業&待ち営業)

  6. SNSで案件を受注する(押し営業&待ち営業)

それでは順番に解説していきます。


今回、紹介する各営業方法は人によって捉え方が異なり、考え方も千差万別です。誰もが実行すれば必ず売上につながるわけではないので、できるものから検討する程度、参考程度にしておきましょう。

✅1|メールで案件を受注する方法(押し営業)

ビジネスで定番なのがメールを使った営業。
古典的な手法だがメールを使った営業は、一定の効果が見込めます。

メールで案件を受注するには、クライアントとなる会社のホームページ・コーポレートサイトのお問い合わせフォームからメールを送って営業します。

次のことを意識してメール文を作成すると
相手に伝わりやすくなります。

  • 用件:タイトルには「LPデザインのご提案」など件名を入れる

  • 挨拶と自己紹介:どういった人物なのか

  • 目的:なぜ、メールをしたのか

  • ポートフォリオ資料:どんなことができるのか

  • 価格:予算感はどのくらいか

  • いつまで:納品までの流れ・納期の目安

上記の内容は最低限、押さえておきましょう。

メール営業は、やってみるとわかりますが返信率は低めです。

ただ、ここで考えてみてください。

担当者の方は、
毎日大量のメールが届いているので見落としている可能性があります。
または、忙しくて返信できない可能性もあります。

その為、
1通で諦めず、期間を空けて3通くらいメールを送ると返事がくることもあります。1週間ほど空けて再度アプローチしてみましょう。

「先日、送らせて頂いたメールの件で」ときっかけをつくり電話営業と合わせると効果的です。


✅2|テレアポで案件を受注する(押し営業)

テレフォンアポイントメントは、古典的な営業スタイルです。
インターネット、SNSが広く世の中に普及した現在でも電話を使った営業活動は効果があります。

新規営業の経験がある方は、ご存知だと思いますが、担当者と直接、話・交渉をできるのが最大のメリットです。

口頭だけでの契約は難しいので、メール営業とセットで活用すると相乗効果を見込めます。

電話をかけたら「LPデザインの件」であることを伝え、
テレカン(オンライン打合せ)などにつなぐと訪問・対面するよりもスムーズです。


✅3|ホームーページで案件を受注する(待ち営業)

Webデザインの知識がある人は、自分のホームページを立ち上げ、お問い合わせフォーム経由で集客する方法もあります。

検索結果の上位に表示されると仕事依頼の問い合わせ増加が見込めます。

ただし、SEO対策・Web知識のない初心者だと難易度が高くなります
SNSからホームページへの誘導など、組み合わせる集客テクニックも必要です。


✅4|クラウドソーシングで案件を受注する(押し営業&待ち営業)

仕事を依頼したい人、仕事が欲しい人をマッチングさせるのがクラウドソーシングのサービス。

クラウドソーシングからの案件受注は、もはや現代において定番の方法になっています。

お互いのニーズが合致すれば、仕事が成立。

依頼者が出品する案件に応募したり、自分で仕事を募集することも可能です

ただし、人気ジャンルの応募は競争率がとても高いです。

競争率が高くなった背景として、昨今の副業解禁の流れがあります。
現場のプロデザイナーが副業案件として参入してきています。

初心者の場合、ポートフォリオを充実させて応募と募集(出品)を同時にするのが効果的です


✅5|紹介で案件を受注する(押し営業&待ち営業)

知人・友人からの紹介で、案件を受注することも可能です。

しかし、ただ待っているだけでは勝手に紹介されることは少ないです。

仕事を紹介してもらうには、普段からどんな仕事をしているのかを事前に友達、知り合いに伝えておくと仕事につながりやすくなります。

注意点としては、知り合い価格になり低単価になることもあります。

そして、

フリーランスになると最も多いのが前職で勤めていた会社から案件を振ってもらう方法です。下請けのフリーランスです。

独立したフリーランスの多くは、前職の会社経由、つながりで案件を発注してもらうことが多いのです。

その為には、円満退社と社内営業が必要です。


✅6|SNSで案件を受注する(押し営業&待ち営業)

営業活動と親和性が高いのがSNSです。
インターネットを通して、気軽に人とのつながりを持つことができます。
特に活発なのは、Twitterやインスタグラムです。

近年では、SNSマーケティングの手法が出回り競争が激化。
初心者の場合、専門性をうたい、ヘッダー画像、固定ツイート、プロフのテンプレート式テクニックを駆使しても徐々に効果が薄れてきています。

クライアントの発注担当者からすると皆、同じように見えてしまうからです。小手先のテクニックだけでは、見抜かれてしまいます。

待っているだけの営業スタイルだけでは、埋もれてしまう可能性があるのです。

単なる待ち営業だけでなく、「案件募集」などのハッシュタグ検索から探したり、積極的にリプライしたり、DMを送って営業する必要も出てきています。

それでも、安定した案件を受注するにはまだ足りません。

自分の存在を最大限にアピールする必要が出てきています。

以上が6つの代表的な営業方法です。

そして、
すべての営業方法には、ある共通点、コツが存在します。

具体的には、次の項目を営業に取り入れるです。

  1. 事前情報:コーポレートサイトの事業内容・会社概要の確認をしておく

  2. 用件:「LPデザインの件」など明確にする

  3. 挨拶と自己紹介:挨拶+どういった人物なのか

  4. 目的:なぜメールをしたのか

  5. ポートフォリオ資料※:どんなことができるのかを視覚的+文章で伝える

  6. 価格:予算感はどのくらいか。税別15万~など価格・内容等を明記する

  7. いつまで:発注後、何日で納品可能か目安を明記する

営業を成功させるためにも、上記の内容は必ず押さえておきましょう。

クライアント(お客様)に対しても親切丁寧な印象を与えることができます。もし自分が営業を受けたら魅力に感じるかを意識するとさらに良くなります。


知っておきたいポートフォリオ無料ツール

※ポートフォリオ作成は、foriio(フォリオ)が定番化している。
foriio(フォリオ)は、国内最大級のクリエイター向けポートフォリオサービスで自分のURLを用意することができる。
ポートフォリオを制作するならforiio(フォリオ)一択かもしれない。
見やすくオシャレ、無料でつくれるというのも嬉しい。
※ただし、初心者のみ効果的です。ベテランはあまり使っていません。

✅foriio(フォリオ)
https://www.foriio.com/


営業先から返事があった。次にやる事とは?

営業活動後に問い合わせや返答の反響があったらどうしたらいいのか?
営業が初めてという方は、少し戸惑うかもしれません。
しかし、大まかな流れがわかっていれば焦る必要はありません。

基本のやりとりの流れは次の通りです。

  1. 電話、メール、DMから返事に対してのお礼を伝える

  2. ChatWork、SlackなどのID提示または申請しチャットアプリでつながる

  3. 相手の要望があればテレビ会議で打合せをする ※省略可 

  4. 問い合わせ内容があれば回答する

  5. 内容・条件の確認をする

  6. 見積もり価格の提示をする

  7. 納品スケジュールの調整をする

  8. 合意があれば契約をする(発注してもらう)

上記のように、基本は8ステップで受注が成立することが多くなります。

テレカンと呼ばれるテレビ会議は、Zoom Google Meetアプリの利用率が多い。事前に使い方だけ押さえてセルフ会議(テスト)しておきましょう。

案件を一任してもらうためのコツ|事例付

前述の繰り返しになるがすべての営業にはコツがあり、
良くない営業と良い営業には、明確な違いがあります。

ここで、1つの例を紹介。
スキルレベルは同じ、
デザイナーAさんデザイナーBさん違いを見てみましょう。

※極端な例。要点だけにしぼっているので、かなりざっくりとしています。

通販LP営業の失敗例❌

デザイナーAさんの営業

特徴をピックアップすると、次の通りです。

  • 挨拶・お礼のひと言がない

  • 価格提示がない

  • 目安納期がない

  • 精神論がある

通販LP営業の成功例⭕

デザイナーBさんの営業

特徴をピックアップすると、次の通りです。

  • ✅挨拶・お礼がある

  • ✅価格提示・提案がある

  • ✅目安納期がある

  • ✅頼りがいがある

いかがでしょうか?

すでにおわかりのとおり、
あなたがお客の立場(クライアント)だったら
Bさんを指名するはずです。

前者であるAさんは、自分視点。
後者であるBさんは、相手視点
で提案をしています。

営業を受ける側、取引先(クライアント)からすると、
会ったこともない、
どこの誰かもわからない、
初めての個人
に対して不安や不信感を持っています。

その為、
なるべく質問をしなくて済む提案の仕方、
相手の負担や手間を減らす気遣い、
工夫が必要
となります。

取引先(クライアント)が知りたい情報を先に提示しておくことが安心、信用にもつながります。

そして、素人よりも頼りになるプロに依頼をしたいのです。

あなたがデザイナーと名乗る以上、取引先(クライアント)から見たらプロであることを忘れてはならないのです。

  • 「まだ新人ですが」

  • 「頑張ります」

  • 「挑戦したいです」

上記のような内容を伝えると発注担当者は、不安になってしまいます。

テレビ会議やチャットグループでは あなた対複数人 になることもあります。

相手にとって質問、不明点などがないか一度整理し、見直しながら準備をしておきましょう。

スムーズに商談を進めるには、場数を踏んで慣れていくことが重要です。

営業経験がなくても大丈夫。スキルよりも価格よりも重要なコトとは

デザイン初心者は、
「スキルがあれば仕事がくる」
「他より安くすれば仕事がくる」
と考えがちです。

しかし、スキルよりも価格よりも重要なことは、誠実であり親切・丁寧であること。

ビジネスである限り、信用取引です。信用の積み重ねが売上に直結していきます。

多少スキルがなくても、人柄で気に入ってもらえることも現実にあります。

「誰と仕事(取引)をするか」が、とても重要なんです。

つまり、

目指すは、デザインスキルも含め総合的に「クライアントから指名され選び続けられるデザイナーになる」ことです。

スキルを磨くと同時に、ビジネスマナーがあり気遣いもできるデザイナーが求められています。

その他、

信頼を得るためには、基本即レスも重要です。

すぐに返事をしないと

「もう他のデザイナーに決まったよ。ごめん。」

となりかねないのです。

継続した案件依頼を途絶えないようにするコツ

通販LPデザイナーになると、
1回限りの取引で終わることも経験するでしょう。

しかし、

それはあなたのスキルが理由ではないかもしれません。

こちらは、先日ツイートした内容ですが、取引が終わる原因として、
やってはいけないこと
があります。

フリーランスに限らず、あらゆる社会人に共通する内容です。

当たり前のことを
当たり前にできている人は、
リピートされやすい。

お客様(クライアント)からリピート(繰り返し注文)してもらうには、
他にも様々な要素がありますが、次のことを意識すると良くなります。

  • 挨拶は自分からする

  • 知ったかぶりはしない

  • 倫理的な判断、価値観を持つ

  • ビジネスマナーを知る

  • 雑な対応はしない

  • 遅刻はしない

  • バックれ(音信不通)はしない

上記のいずれも「信用をなくす行為はしない」ということです。

信じられないかもしれませんが、業界的にフリーランスの信用があまりないのは、こうした行為が後を絶たないからです。

例え、人から同じことをされても、あなたは絶対にしないように心がけましょう。
ここまで読んでくださった方にそんな方はいないと思いますが…。

最後に

選ばれる通販LPデザイナーになるためには、

大前提として

「自分が稼ぐ」ではなく「クライアントを稼がせる」という考えが大事。

自分の利益だけを求め続けると人は離れていきます。

近江商人の活動の理念「三方よし」という有名な言葉があります。
売り手・買い手・世間すべてがお互いにWin-Winの関係になるよう心掛ける姿勢も大事だと考えています。

まとめ

SNS上にはどれも似たようなアカウントが多いことにあなたも気づいているかもしれません。

もはやスキルがまだ乏しい初心者による小手先のテクニックだけでは、案件受注が困難になってきていると感じている人もいるでしょう。

競合・ライバルが増えすぎています。

スキルがそこまでなくても案件受注をしている通販LPデザイナーは、積極的に自分からアプローチしています。行動しています。

SNSに執着せず、定番のメール営業、流行りのツイッター集客以外にも他の営業方法も取り入れてみることを検討してみましょう。

まだまだ、他の人が気づいていないやり方があります。

初心者はスキルが追いつかず、焦ることもあるかと思いますが押し営業&待ち営業のどちらにも慣れておくと今後の案件受注がスムーズにいきます。
とにかく、失敗を恐れずに勇気を持って行動したもの勝ちです。

そうすれば、スキルが上達した頃には自動的に案件依頼が来る仕組みを築き上げることもできます。営業活動に時間を割くことも減っていきます。

営業活動には、正解も保証もありませんが「動き続けた人だけが生き残れる世界」だと私は確信しています。

以上ですが、
最後まで読んでくださりありがとうございました!

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