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ソルダムの大会に出たしスコアタもした

高田馬場ゲーセンミカドさんで2024年4月13日に開催された
「ソルダム」大会に参加させてもらいました。


ソルダムって何

1992年にジャレコからリリースされたパズルゲームです。

皆さんはこのゲームご存知ですか?
自分は昨年10月のミカドでの大会の配信を観て知りました。
ゲーセンに通い始めたのが2006年くらいからなので昔のビデオゲームを全く知らないんだけど…このゲームはおそらくマイナーな方だと思う。
noteではちらっとソルダムに触れられてる記事が数個しかない。
この記事がnoteで初のソルダム単品記事です。やったね。
そして唯一Web上に現存するソルダムのVSモードの攻略について書かれた記事になるレベルかもしれません。他にあったらごめんなさい。

内容はフルーツやキャンディを積んで消していくのどかなビジュアルのパズルゲームなんだけど、オセロのルールを取り入れた難易度の高いシステムとイカしたBGMがギャップあってなかなか面白いです。

自分はソルダムモード(一人用のスコアタ)でよく遊んでいるんですが、VSモード(二人用の対人戦)もやってみたいと言っていたらありがたいことに自分の都合に合わせて大会を開いてもらえることになりました。

実は「魔導物語」に対する「ぷよぷよ」みたいなゲームで、「妖精物語ロッド・ランド」というアクションゲームのスピンオフらしいですよ。

試合内容

シード枠だったので2回戦から。1P側がミルキィローズさん。

1セット目。このセットは下手だった。

右下に埋まった赤を処理するのに手間取っていたところに攻撃を連打されて最後に引いたツモが噛み合わず負けた感じ。
初手から2ライン消し連打して相手の盤面をごちゃらせるのが強いかなーと思ってたんだけど、実際やってみると「2ライン揃ったらすぐ消す」を繰り返すと盤面のリソース差で負けるのでこの試合でやめました。

2セット目はツモの落下速度が上がった中での耐久勝負に。
ソルダム力で勝ち。

3セット目はここの連続攻撃が強い。

これって色ひっくり返したりしたら意図的に作れるのかな。
3ライン→3ライン消ししてるけど、一気に6ライン消すより強そう。

準決勝。1P側がエメロードさん。

1セット目はツモがめっちゃ悪かったです。
ななめツモとセキーロ全引き?
ここのななめの置き方がダメでした。プレミ負け。

2セット目は冷静でした。
ここで追撃はされないのが見えてたので左下の赤を掘る判断ができたのがよかったです。(右端掘ったら死んでる。)

3セット目はエメロードさんの整地が上手かったけど攻撃のタイミングと配色がよかった+そこに赤1が刺さった。

こういう風に「相手が消せない(消さない)タイミング」で攻撃を送れると強いかもしれません。狙ってできるかは知らん。

決勝戦。2P側がクロガネさん。

この試合は結構すごいです。YouTubeにあるソルダムの対戦動画かなり観ていきましたがこれほど白熱してる対戦珍しいです。

1セット目。

途中まではよかったんだけど、この場面で発火点を変な位置にしてしまい、その後最上段でななめツモを引いて窒息。
これは完全にプレミ負け。

配信を見返して思ったけど、落下速度が速くなっていないのでツモを落下させずに相手がななめツモを引くのを待つっていう択もあったのかもしれない。
逆に相手側もツモを落下させずにこっちが詰むツモを引かせるっていうこともできるのかもしれません。
相手の盤面を見る余裕があるゲームなので、ソルダム対人戦勢が増えたらそういったテクニックも必須になってきたりするかもね。

2セット目。

このセットはほぼ運勝ちです。クロガネさんが盤面の高低差を作っていたところにこちらの攻撃の配色が噛み合ったのと、最後赤3が2連続で出たので勝った感じ。

3セット目。めちゃくちゃ長かったセット。

出るの知らなかった

プチセキーロ3連続で引いたのはうまく対処したんですが、最後にななめツモ引いて、置き場所も悪かったのが死因でした。

右端に置くのが正解だったと思う、これもプレミ負けかなー。めっちゃ悔しかったです。

ソルダムモード配信

馬場さんにお誘いいただいてスコアタ配信もやらせてもらいました。
一番上手く行ったゲームがこちら。

1度も12ライン消しできてないしスコアも良く無いんですが…配信で見せられるプレイングを「500万点かレベル100到達」と考えていたのでまぁまぁよかったと思います。

VSモードのコツ

事前に対戦動画を観てわかったことや大会中に気付いたことをVSモードの攻略情報として書いておこうと思います。
ソルダム対人戦やる気勢がいたら参考にしてみて下さい。

基本的な積み方

発火点(この列の色を変えたら1手でそのラインを消せるぞという列)を1列作ることを意識します。
「発火したら1手でそのラインを消せる」というのが大事で、発火点が2個だったらそのラインを消すには2手必要になってしまうのです。
これは複数ラインにも同じことが言えて、ラインによって発火点がバラついていたり発火点の数が違ったりすると、1手で1ラインみたいなちびちびとした消しになってしまい相手に攻撃を送れませんし、盤面のキャンディーの数も減りませんから相手の攻撃を受けにくくなってしまいます。

右端に発火点を作る場合、(自分はこの積み方が好き)
揃えたい色を盤面の左下に、いらない色を盤面の右上に向けるようにしましょう。

左端に発火点を作る場合、揃えたい色を盤面の右下に、いらない色を盤面の左上に向けるようにします。

中央に発火点を作る場合、盤面の端に揃えたい色を向けて柱を作るように積んでいきます。

自力連鎖を組む場合は自分の好きな積み方で大丈夫ですが、
相手からの攻撃にあわせて発火点を変えないといけないこともあるのですべての積み方に対応できるといい感じです。

また盤面に高低差をつけすぎるのはあまり良くないです。
(ソルダムモードやセキーロモードでは意図しないななめのひっくり返りを防げるので効果的なんですが…)
相手に大量の攻撃を送られたら盤面の高くなった部分が刺さりやすくなりますし、相手からの攻撃の配色によっては発火点が埋まってしまう可能性があります。
なるべく常に発火できる(=相手の攻撃に合わせてラインを下げたり、相手の盤面状況にあわせて攻撃を送れる)ように平らに積んでいくのがベターなのかなという感じです。

4ライン以上攻撃が送られてきたら潰れる&左端に発火点がきたら嫌な場面

攻撃のシステム

「消したライン数−1」のライン数の攻撃を相手に送ることができます。
攻撃の配色はおそらくランダムで、盤面の端に1列発火点がある優しい配色から、1ライン全部いらない色みたいなキツい配色もあり、相手が攻撃を受けるごとに変わってそうに見えます。
規則性があるのかもしれないけどよくわかりません。
消す時にひっくり返した部分が反映されているようないないような?

⚫︎4月16日追記
反映されてると思います。そのうち検証します。
⚫︎5月4日追記
検証してみたけどよくわかりませんでした。

配色が攻撃を受けるごとに変わってそう…なので、少なめのライン数を連発して相手の盤面をごちゃつかせて悪いツモによる事故を狙うというのが基本戦術になりそうでしょうか。
多めのライン数を送ると発火点が1列揃った綺麗な形を送ってしまう場合が多いので、相手に多めのライン数を送る時は相手の盤面が散らかってる時に送る・相手から多めのライン数が送られてくる時は盤面を綺麗にして受けるということが大事です。

発火点が綺麗に揃っている攻撃

ななめツモについて

一番カスなツモです。
何故カスなのかというと、どう置いてもいらない色が下に向いてしまうので事故率が高く、下に向いてしまった色を処理するのも非常にめんどくさいのです。
いかにこのツモを処理するか・ピンチの時にこのツモを引かないかが試合を左右すると言っても過言では無いと思いました。
1手で処理するならななめ上方向からひっくり返す、
2手で処理するなら1手目で下のいらない色を一度掘り返してから2手目でまとめてひっくり返す等。

ななめ上から返す
下のいらない色を一度掘り返す

クロガネさんがこのツモの処理すごく上手かったのでアーカイブ見て参考にしてみてください。

まとめ




※コンテニュー時のメッセージ(勝手に「ソルダム煽り」と呼んでいる)が流行ってほしいので対戦勢増えてほしいです。よろしくお願いします。