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笑うマトリョーシカ 早見和真

どぅもほのぼの🍵です今回は早見和真さんの書いた笑うマトリョーシカです



あらすじ📚


若き総理候補が誰かの操り人形だったら? 人の心の闇に迫るミステリー

【TBS 系列 金曜ドラマ 放送! 2024年夏スタート】

47歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。
「彼が誰かの操り人形だったら?」
そう感じた女性記者が、背景を探ると、関係者の不審死、同級生の秘書や家族らの怪しい関係性が浮上し――。代議士を操ろうとする人物は誰なのか? 


私見🧐


この本を読んだのはテレビドラマ化されるからとかではなく偶然にも時期が重なっただけです、その偶然を与えてくれたのがAmazonさんなんですが

2回購入するミスを犯したからというのが真相でKindleで文庫版と新書版を買ってしまったわけですね

そんなやりきれない想いで読み始めた笑うマトリョーシカですが久しぶりに一気読みしてしまいました、最初の何行か読んだだけでこれはきっと合う本だなって直感がありましたし見事にその通りになりました

清家一郎

彼には特別な才能があった、その才能を使って各々が描いた過去を未来を実現すべく全てを注ぎ込んで怪物・清家一郎を作り上げるある意味でお互いがお互いのしてることを知らないがそれが清家一郎の血となり肉となり清家一郎の夢の果てへとおす原動力となった

我こそは清家一郎を完璧にコントロールできている

支配する側の全てをブラックホールのように飲み込んでいき肥大化した清家一郎がその面々に感謝を込めたバックドロップをお見舞いする

そしてその面々は考える

自分は本当に清家一郎をコントロールできていたのか

そして今彼をコントロールしているのは誰なのか?

清家一郎の底知れない闇は果たしてただのハリボテなのか、それとも人の目では見えない程の大きさなのか

久しぶりずーっと面白い小説に出会えた

政治家いいな



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