Royal dutiesとPublic serviceとは~サセックス公爵夫妻の言動から考える~
Nigeriaに訪問していた、イギリスのサセックス公爵夫妻。(公爵はイギリス出身)
最近いろいろなニュースを見ていると、彼らの公での振る舞いに疑問を抱いている。
今回は公の振る舞いについて考察してみたい。
0.はじめに
ここでいったん情報整理していきたい。
・ヘンリー王子とメーガン夫人は、上位王族の職務から2020年に退いている(いわば、王室の仕事を引退)
・今はアメリカのハリウッドでセレブの仕事をしている。
最近、アメリカ以外で、2024年1月にはジャマイカ訪問、そして5月にはナイジェリアを訪問している。
彼らは、イギリスの王室公務から引退はしているものの、現国王の息子であるヘンリー王子の名声を利用して、メーガン夫人がプロモーションを行っているといわれている(主にソースはイギリスのタブロイド)
今年訪ねた2国は、英連邦の一員であり、イギリスの王族も訪問している国だ。
王族から引退した彼らが、英連邦の国を訪問するのは悪いことではないが、今回のナイジェリア訪問で私は少し怖さを感じたので、その旨を書きたいと思う。
1.引退しても、王族の地位を利用
引退した当時から、わかりきったことであった、彼らの地位利用。
ジャマイカに行った際は映画のプレミア公開だったので、そこまで不安はなかったが、ナイジェリアに行ったのは、防衛大臣の招待という。
防衛大臣の招待ということは少ならからず、国に関わる人が招待している。
日本の皇族もそうだが、英国王室の外国訪問は、外交の要素を合わせ持つ。
彼らの軽率な発言や態度が、国に影響を及ぼすので、最大限の注意を払った言動が求められる。
しかしながら、今回のナイジェリア訪問は、ヘンリー王子のインヴィクタスゲームのプロモーションの一環だったので、公式の利用ではないものの、彼らのふるまいを見ているとまるで、イギリス王族そのもの。
以前彼らのドキュメンタリーを見ていて、ヘンリー王子が「カナダか南アフリカに居住しながらパートタイムの公務に就きたい」と意味が分からない発言をしていたが、そもそもカナダも南アフリカも英連邦の一員の国でがあるが、独立国家である。それこそ王族の地位を利用して、特権を当たり前のよう使用するのは当然だ、と誤解している。
たぶん、、、メーガン夫人が想像以上に無知でありそうなので、ヘンリー王子もそれに引っ張られている気がしている。
そもそもメーガン夫人が賢い、と自分で言っているのを聞くと最近は眉唾もんだな、と疑ってしまう。
話を戻すと、サセックス公爵夫妻からすると、今回の訪問はあくまでも彼らのアーチウェル財団のインヴィクタスゲームのプロモーションの一環であり、それはイギリス王室とは関係ないもので、イギリスとも関係はない、と理解されているように思える。
しかし、ジャマイカはイギリスの王制には反対をしているし、ナイジェリアもエリザベル女王逝去の際にはかなりネガティブなニュースも流れたくらい、潜在的にはイギリスへの反発がある国。
ジャマイカでの行動は映画祭だったので、あまり問題ないように思えるが(と言っても、ジャマイカの立場をどこまで知っていたかは不明だが。。)ナイジェリアでの行動はアウトな域に達しているとさえ感じた。
(米国でマネーロンダリング疑惑を持たれている人の飛行機を無料で乗っている)
脇が甘すぎるし、本当に無知である。
王室の地位を利用してイギリスに悪影響を与える行動をするのは、
止めてほしいし、そこまでイギリスが嫌なら、さっさと爵位を手放してほしいと思う(個人的には、メーガン夫人は、女優としてやってた方が絶対好感度高かったと思う。。。)
2.公爵という爵位は手放さない
サセックス公爵、という爵位を手放さないでこのままこの行動を続けたら、イギリスの国益が損なわれないか、心配である。
特に、メーガン夫人の爵位に対する執着心はヘンリー王子以上なものを感じるし、王室批判を繰り返す割には、そのおこぼれで商売をしている夫妻である。
一番ショックなのは、ヘンリー王子があまりにも無知すぎるということだ。
3年前のオプラ・ウィンフリーとのインタビューでの発言もそうだった。
まさかの、囚われの身発言。この発言で、私はヘンリー王子の無知さに嫌気がさした。
たしかにイギリスのゴシップ誌の報道はやりすぎだが、ヘンリー王子も同じレベルの事をしている。。。
国益、とか絶対に考えてないし、自分たちが与える影響というのも多分考えていないと思うと、この先、何かとんでもないことが起こる前に、さっさと今の爵位を返上した方が良いのにな。。。なんて個人的には思う。
特に2人の子どもにPrinceとPrincessを付けたときには、私はかなりショックだった。
この先、このPrinceとPrincessが彼らのアイデンティティに影響しないか、また、ウィリアム王子たちの子どもたちといとこだと、理解した後になんで自分たちだけイギリスの貴族なのにアメリカにいるのか、等矛盾な点や両親があまりにもイギリス王室のことを知らなさすぎることに対して、ショックを受けるであろう、と思うと、同情する・・・。
(ま、私には関係はないのだが。。。)
3.「公務」の意味を考えさせられるサセックス公爵夫妻の行動
サセックス公爵夫妻と小室夫妻を比較する記事を見たが、
サセックス公爵夫妻と小室夫妻は全然違う、と思う。
また、小室眞子さんも小室圭さんもヘンリー王子やメーガン夫人に比べれば、まだ皇室というもの、皇族の立場については理解されていると思う。
小室圭さんは、アメリカで弁護士になった。日本政府の事件などの裁判を担当しない限り、公的な仕事には携わらない気がする。
また、結婚後、動向すら教えない、という徹底した一般人ぶり。
(スクープはされるようだが)
とは言いつつ、眞子さんは元皇族で、結婚しても今上天皇の姪である事実は消えない。それを踏まえた行動はやはり求められると思う。
個人的には、そこもきちんと理解されていると見受けられるので、この先
つつましく生活される分には問題はないように思う。
ミシェル・オバマが、サセックス公爵夫妻が、オプラ・ウィンフリーとのインタビューの後にコメントをしている。
Youtubeの方では、公務の説明もしている(日本語訳が難しい。。。)
この時ロイヤルファミリー(ヘンリー王子の家族)について、サセックス公爵夫妻は不平不満をオプラ・ウィンフリーのインタビューでこぼしていた。
その際に、オバマ夫人は聡明な回答をしたことでアメリカで話題になったのだ。上記はそのインタビュービデオだ。
個人的にはメーガン夫人は好きだったが、
今回のナイジェリア訪問で、気持ちが正直離れてしまったように思う。
公務とは、何かを考えさせられても答えは出ない。
なぜなら私自身そこまで詳しくないから。。。。
それでも、生まれながらにして、その職責を負っている、皇族の方にはっ敬意を表したい。
サセックス公爵夫妻について語るのは、今回を最後にしたいが、
イギリス王室の今後を見守りたいと思う。
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