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東京の水はまずい?

突然ですが、みなさんは、普段、水道水を飲み水として使いますか?

特に東京の水は、地元より全然美味しくない、安全性が気になる…という方がいらっしゃると思います。

私は幼い頃、東京に住んでいましたが、確かにその頃は、まずかったです。

しかし、近年の東京の水は、何と『東京水(とうきょうすい)』として、ペットボトルで売られるほど、美味しくなりました。

その理由は、高度浄水処理の導入です。

SDGs6『安全な水とトイレを世界中に

に繋がりますが、初めは多摩川の水を使っていましたが、高度成長期に、生活排水、工業排水が増加。

下水整備が遅れたことなどにより、水質汚染、枯渇が続きました。

そこで、新たに利根川水系を開拓し、消毒の強化をしましたが対応しきれず、1970年代後半には、
味に関する苦情が1000万件を超えたそうです。

このことから、高度浄水処理を元に、新たなシステムを開発。
苦情は1992年以降、なくなりました。

水道水は、必ず塩素で消毒されますが、東京都は、独自の厳しい数値を設定。

そして、東京水が生まれました。

それなのに、まずいと感じたら、

マンション、アパートなどの集合住宅の貯水タンクや、排水管が、しっかり管理されていない可能性があります。

最近では、しっかり管理されている所も増えていますが、もし、まずいとお思いなら、管理会社に問い合わせてみるのも良いかもしれません。

『東京水』、どんな味がするのでしょう。

お見かけになった方、ご興味があれば、一本、飲んでみて下さい。

では、このへんで。

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