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アスリートのアイドル化が止まらない

皆さんは、Twitterなどで、
スポーツ関連の記事を目にしたことが
あると思う。

そこで思うのが、

アスリートのアイドル化

だ。

特に、バレーボールはひどい。

公式自ら、イケメンNo.1を決める、だの、
可愛い女子選手を決めるだの、

おおよそ、競技とは離れたツイートを
している。

バレーボールは、顔でするものではない。

美しければ、スパイクが決まるのか?
醜ければ、ベンチからも外されるのか?

スポーツにおいて、顔の美醜は
問題ではないはずだ。

バレーボールの試合の会場には、
立派な、一眼レフのカメラを持った人が
集まる。

お目当ての選手を撮るためだ。

試合を見に来たのか、写真を撮りに来たのか。

中には、選手の下半身ばかりを
撮る輩もいるという。

更に、選手にも肖像権がある。

個人的に楽しむならいざ知らず、
Twitterに『可愛い』と、
男子選手の写真を上げる人がいる。

これを協会が規制出来ないのは、
写真を禁止すると、
集客に関わるからだろう。

しかし、
選手にスーツを着せ、決めのポーズを
とらせ、
誰がイケメンか競わせる、
それなら、初めから、

チームには、美しい選手しか入れません

と、宣言すれば良い。

競技は違うが、プロ野球の
あるチームは、
選手を守るため、Twitter上の
誹謗中傷には、断固とした態度で
臨むと、公式に発表した。

通常は、こういうツイートが
正しいと思うが、
やれ、誰がイケメンだ、とやっている
うちは、

バレーボール選手の、精神的負担は、
軽くなりそうにない。

かつて、全日本チームの主将も
務めた、ある選手が、

「選手を、アイドルと間違えている人が多いと思う。私達は一生懸命頑張っているのに、みんな写真を撮るのに夢中」

と、発言したことがある。

今からだいぶ前の話だが、
改善どころか、悪化している。

アスリートの足を、ファンが引っ張る。

本末転倒な現象が、起きている。

協会は、もっと真剣に、
運営方針を考えた方が良い。

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