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優しさは“モティベーション”〜男が勘違いする、本当の優しさとは?〜

こんにちは!恋愛マーケター古川です。

恋愛において、男女で考えが異なるというのはよく聞く話ですが、中でもこの事に疑問を感じている方は多いのではないでしょうか?








女性の言う「優しさ」って何?





女性に好きなタイプを聞いた時、どのデータを見ても、どれだけ現地調査しても、必ずと言っていいほどトップにくるのが「優しい人」。

しかし、童貞時代の私は思ってました。









優しくしてるのに何も起こりませんけど?





私以外にも、同じ悩みを抱えた迷える子羊はいるはずです。

実際、つい先日、以下の質問を頂きました。



優しい男がモテるって聞きましたけど、現実はその真逆の人が全てを持って行っている様に思えます。何故でしょう?



その気持ち、とても良く分かります!

世界三大不思議に数えられてもおかしくないレベルの怪奇現象の様に思えますね。
いや、重要度から考えればそれ以上かもしれません。

誰もが薄々感じているこの現象に対し、恋愛本などでは様々な意見や対策が記されていますね。

中でも、“Love理論(水野敬也著)”に書かれている「うわっつらkindness」は、とても面白く効果的だと思います。

さて、その上で私が出したのは、以下の回答でした。





ギャップがないからである





一時期、”ギャップ萌え”という言葉が流行りましたが、人はギャップがあるものに心惹かれます。
つまり、良い意味で「予想を裏切られた」時に心が動かされる=感動するのです。

逆に言うと、いくら良いものであっても、予想の範囲内であれば「まあ、そうですね」となるだけで、満足度は高まりません。

ですから、意図的にギャップを作り出すことがとても重要。

今、私が所属しているMarketing-Robotics(以下マーケロボ)は、業績も人数も飛躍的に伸びていますが、それを実現できている理由の1つは、至るところに仕込んだ”ギャップ”が機能しているからです。

後日、実際にお会いしたところ、この質問者様はとても優しく、気の利く方でした。

それはとても素晴らしいことなのですが、だからこそ、ただ優しくしてしまったことで、相手にとっては想定内の行動・反応となり、心を動かす(感動させる)ことができず、惹きつけるに至らないのだと思います。

映画版でのジャイアンがものすごく良いやつに見えるのは、アニメ・漫画版での傍若無人っぷりがあるからこそですよね。

ここで言いたいのは、普段からジャイアンのように振る舞えということではありません。
ギャップを作り出す工夫をしましょうということです。

例えば、体を鍛えるのもその1つです。

体格が良い人は、それだけで相手に対して威圧感を与えます。
そんな人が、話してみるととても優しくて~とか、気配りがすごくて~とか、実は甘いものが好きで~とかが判明すると、ギャップがあるので何となく惹かれませんか?

少なくとも、話をしてみたいなと思うのではないでしょうか?

こういうギャップを、見た目、声、会話などで作り出していくことが、とても大切なのです。

※ちなみに、マーケロボでは見た目(体格)も重視しているので、ジム手当が支給され、週に最低2回はジムに行くよう推奨されています(めっちゃありがたい!)。


さて、長々と話をしましたが、ここまでが前座です。

つい先日、生まれて初めて「恋愛セミナー」というものに参加しました。

そこでの”優しさ”についての解説が非常に分かりやすく感動。その直後、マーケロボ代表の田中と話をし、それがビジネスだとどういうことなのかまで落とし込みました。

今回は、そこでの学びのまとめになります。

「優しさは”モティベーション”である」とはどういうことなのか?

順を追ってお話しします。



優しさとは、相手の感情をプラスにする提案

恋愛セミナーで教えていただいた優しさとは、以下の様なものでした。


相手の感情を振り子に例えます。

感情がマイナスの時は振り子は右に、プラスの時は振り子は左に振れるとイメージして下さい。

例えば相手が、「仕事でうまく行かなかった」「上司に怒られた」など、悩みや愚痴を言ってくれたとします。
この時、感情の振り子は右に振れています。

こういう相談や愚痴を言われた際、「もっとこうすればいいのに」とか言うのは論外として、よくやるのは「分かるー!俺もこういう事あってさー」のような共感をしたり、励ましたりではないでしょうか?

色んな本やネットの情報でも「共感しろー」みたいなことが書かれているので、実際に私もこれは心掛けていました。

しかし、これだけでは、感情の振り子はマイナスから±0まで振れただけで、プラスには振れていないそうです。

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感情の振り子をプラスに持ってくには、もうワンアクション必要。

それが何かというと、「相手が喜ぶことの提案」なのだそうです。

例えば、相手が猫が好きだったら、猫カフェに誘うでも良いかもしれません。

ちゃんと相手に刺さる提案をすれば、相手の気持ちはプラスに振れます。

この、プラスに振れた分が「優しさ」として認識されるそうです。

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これを実行するには、相手の好みを知るためのリサーチ力、ヒアリング力に加え、企画力、提案力、プレゼンテーション力、文章力、クロージング力が求められます。

これらは、マーケティングやセールスに欠かせない能力ですので、「マーケターたるもの、営業たるもの、彼女も作れないでどうする!」という、昭和じみた根性論にも聞こえるこの意見も、あながち間違ってないなと私は思います。
※とある企業のマーケティング部では、恋人がいない人全員に、恋人をつくるためのマイルストーンを引かせ、強制的に恋人を作らせるなんてことをやっているそうです。注)マーケロボではありません


この振り子の話は、私自身の体験からとても納得するものでした。

かつて、私のことを「優しい」と慕ってくれた可愛らしい後輩がいたのですが、彼女とのエピソードが、この振り子の話にまんま沿っていたからです。


当時、まだ入りたてで仕事に馴染めていなかったその後輩から、相談に乗って欲しいとの依頼があり、休日に東京駅で昼食を食べながら話を聞いていました。

話を一通り聞いた後、東京駅の改札で「じゃあね」と別れるつもりだったのですが、「今日は話を聞いてくれてありがとうございました。気持ちが楽になりました」と言った後輩の表情は曇ったまま。

せっかく相談しに来てくれたのに、このまま帰しては意味がないと思った私は、そのまま一緒に電車に乗って、秋葉原で遊ぶ提案をしました。

そして、秋葉原に行き、TAITOのクレーンゲームで、スーパーマリオのクッパのフィギュアを二人で必死に取りました。

その提案が、後輩にとって最善だったのかは分かりませんが、その後、この時の話を「先輩の優しい話」として他の人にしている後輩の姿を見るに、感情の振り子をプラスに振る提案・行動であったのだと思います。

そして、その提案・行動をしたからこそ、「優しい」という印象を持ってもらえたのかなと思います。


優しさと=感情をプラスに振る=モティベーション

以上のことが、ビジネスでは、あるいはマーケティングでは何なのかというと、モティベーションです。

モティベーション(motivation)を分解すると


motive(動機)+action(行動)


になります(異論は受け付けません)。

つまり、動機づけをして、行動に落とし込むということです。

先程の、振り子の例でいうと、プラスの方に振り子を振らせるための提案をし、行動に着地させるということになります。

商品やサービスを購入していただく際、相手に動機づけをして、購入という行動まで落とし込む必要がありますよね。

私の場合、コンサルなので、消費者をモティベーションする前にクライアントの担当者様をモティべートすることが重要になります。

その時、
「こういうやり方が効果的なので、やりましょう!」
と言っても、担当者様は必ずしも動いて下さるわけではありません。

それは、クライアント様や、場合によっては担当者様それぞれに事情や心理的な壁があるからです。

しかし、ちゃんと成果を出すには、行動するところまで着地しなければなりません。

相手をモティべートさせるために必要なことは何か・・・







まず、自分がやって見せることです!




相手が行動できないのは、心理的なor諸事情による壁+行動によるメリットが実感できていないから。

ですから、まずは自分がそれをやってみせる。

それにより、「意外と行けるぞ!」「すごいメリットある!」と感じてもらうのです。

つまり、必要なのは自分の行動+伴奏

もし仮に、東京駅で後輩に「この金でクレーンゲームでもやって元気出しなよ」と言って1万円渡したとして、果たして後輩はクレーンゲームをやったでしょうか?
もし本当にやったとして、それで気分は晴れたでしょうか?


伴奏し、相手と体験や感情を共有する


これこそが、デジタル化とかAIとかが叫ばれている現代で、見落としがちだけど大事なことだと、私は思います。


MA(マーケティングオートメーション)コンサルタントなどという肩書きを持っていますが、私はコンサルタントが好きではありません。

口がうまく、いかにもそれっぽいこと言いますが、実態を本当に把握しない、絵空事ばかり並べるコンサルタントが多いからです。


自分が手を動かして、初めて分かることがある。


だからこそ、マーケロボのサービスはマーケティングのコンサルだけでなく、実際に手を動かすBPOもセットでやる労働集約型モデルになってますし、私もその考え方に賛同しています。



話が逸れましたが、まとめると、優しさとは、相手の感情の振り子がプラスに振れた幅であり、相手の喜ぶ提案と、体験を共有し共感することが大切ということになります。


恋愛だけでなく、あらゆる場面で使えることだと思いますので、ぜひ応用してみて下さい!


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▼講師
Marketing-Robotics株式会社
コンサルタント事業部 MAコンサルタント
古川 陽一
石川県金沢市生。
積水メディカル株式会社の研究員として、診断薬の開発並びに改良を担当経験。
その後、人材系ベンチャー企業での新規開拓営業、会員制クラブのボーイを経てMarketing-Robotics株式会社にマーケティングオートメーションコンサル(MAコンサル)としてジョイン。
現在は、現在は、MAコンサルをする傍ら、セミナーを通じてマーケロボの考え方を世に広めている。
 
▼詳細
開催日:2/13(水)19:00 ~20:30
※受付開始は18:30~です。
 
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東京都港区六本木1-4-5
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写真に写りこみが難しい方は当日、弊社スタッフまでお声がけください。

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