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英語学習の幻想【子どものサバイバル英語勉強術】

英語学習の本やYouTubeでよくこの方が登場します。
子どもの英語学習について知りたかったので、
読んでみました。


・英語の早期教育に反対

今までいろんな英語教育の本を読んできましたが、
ここまで早期教育に反対と主張する人も珍しいです。

「自分には国の制度を動かす力はないから、とやかく言えない」と前置きをしています。

なぜ反対かと言うと、
英語嫌いになるリスクが高くなるからです。

英語への新鮮味がなくなるのもありますが、
子どもじみた内容に辟易するのがきっかけで嫌いになる子どもがいるとのことです。

・大事なのは嫌いにさせないこと

英語だけに関わらず、勉強自体を嫌いにさせないのは大切だと思います。

うちの息子たちは、他の子どもたちより
学習面で遅れるのは予測してます。
それは仕方がないと思ってます。
まずは「学ぶことは楽しい」と思えばいいと思います。

無理強いして嫌いになるよりかは、
口出ししない方が良さそうとすら思いました。

・「4技能バランス良く」は幻想

「読む、話す、書く、話す」をバランスよく伸ばすことが大事とよく聞きます。
そう主張してる本は少なくありません。

ここで著者は「そんなの幻想」と言い切ってます。
4つの力を伸ばすために、そこにかけるエネルギーが散漫になってしまい、どれも中途半端になると指摘。

特に中学生以上なら、「読む」に重点を置くことを勧めています。

読んでもわからないものは、聞いてもわかりません。
読んでもわからないものを、書くことなどできません。
読んでもわからないものを、話すことなどてきません。
聞くことができなければ、話すこともできません。
書くことができなければ、話すこともできません。

子どものサバイバル英語勉強術 p176

YouTubeで「多読」を勧めている英語学習チャンネルと同じことを言ってると気づきました。

私のような大人は、読む技能を上げる一択です。
読むと言っても、正しく読めなければ意味がないので、音声で確認してます。

今、英検準1級を勉強してますが、読めるようになるために、単語と文章のテキストを使ってます。

正しい発音で読めるようになるのを目指します。

・感想

無理して英語の早期教育をさせなくていいんだと思いました。

うちの息子たちはまず、
日本語の言葉が増えることが先と思ってます。
よほど興味を持たない限りは
わざわざ習わせる予定はありません。

先日、次男の幼稚園で発表会がありました。
年長クラスの子たちが
英語劇をしているのを見て驚きました。
ALTの先生がいるようです。

「子どもたちも、教える側も大変だっただろう」と察しました。

英語の早期教育が進んでいるのを肌で感じた出来事でした。

以上、ちえでした。
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