子どもが特別支援学校に通ってる私が見た「PTAの実態」
実は私、今年PTAの理事になりました。
PTAについてネット上では「廃止にしたらいいのに」と言われるくらいいい話を聞きません。
私が見たエピソードは以下の通り。
・障害を持ってる家族の介護をしているのに役員を任され、できない理由を説明するために、障害の等級を皆の前で言わされた人。
・仕事の有給を使い切ってしまったため、自分の体調不良時は休めず、無理をして働くことになった人。
この話だけを聞くと「おっかない」と思う人もいるのではないかと思いました。
実際どうなのか、感じたことを書きます。
・立候補した理由
一言で言うと「怖いもの見たさ」です。
経験すれば、投稿のネタになりそうという
不純な動機もあります。
それに小学生以上の子供がいなければ、
まず経験することはないでしょう。
私の母からこんな話を聞いたのも
やってみようと思ったきっかけになりました。
母は、私と兄が子どもの頃、
PTAの役員をしたそうてす。
「マイナス面が語られがちだけど、
役員の身分をいいことに、
学校に様子を見に行けたのは良かった」
経験者からプラス面を聞いたのも大きいです。
・決める時の様子
入学式の後、全員集まったところで、
PTAの担当者が来ました。
その方の様子が想像以上に低姿勢で驚きました。
「理事会は6回開催が決まっていますが、都合がつかない時は欠席しても大丈夫です」
「会議に出るだけでいいです」
「事前に日程は決めています」
そこまで重い責任のある仕事ではないことを
アピールされていたのが印象的です。
うちの学年で1〜6年と副会長を決めました。
1年生にしたので今年やることになりました。
2年生までは別に立候補した方がいて決まりましたが
残りはくじ引きになりました。
ビニールひものくじが奥から出てきました。
1学年23人しかいないので、
最終的には何かしらの形で
全員回ってきそうと感じました。
・前回の理事会に出席して
4月に初めての理事会に出席しました。
入学式から10日後の話です。
自己紹介の時に「入学式から10日後で右も左も分からない中出席しました」と一言。
こんな話をできるのは、
入学すぐに役員をやったからこそです。
「初めてでわからないなら仕方がないね」と
周りも大目に見てくれているように感じました。
余談ですが、私は広報に割り当てられました。
広報誌を作る担当です。
入学式の感想をお願いされたので、
先月提出したところです。
違う学年の保護者と話す機会があるのは貴重です。
同じ広報の担当で、中学生のお子さんがいるお母さんと仲良くなりました。
・感想
仕事や家庭環境が許すなら
やってみる価値はあると思います。
「学校がどんな形で運営をしているか」
そんなことPTA活動をして関わらない限り
知る機会はないでしょう。
私の発信者仲間でこんな本を書いた人がいます。
※Amazonの読み放題対象です。
「世間からめんどくさいと言われているPTAの会長の仕事をこんなに楽しんでやった人がいるのか」と
衝撃を受けました。
著者の河野みちふねさんは、
危機管理の専門家なだけあって、
事件と災害情報にとても詳しいです。
私も勉強になっています。
くじなどで不本意に役員になってしまった人に
是非読んでほしい本です。
少し前向きな気持ちになれるでしょう。
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