見出し画像

2024.3.15西日本新聞に掲載されました。

「さすがにこれは書かないと」
去年2回息子たちがそれぞれ入院した後に
何度か付き添い入院の記事が掲載。

「投書のネタにしよう」と思っているうちに
出さずじまいでした。
いい加減、この時の体験を書くことにしました。


・投稿文公開

2月5日の「過酷『付き添い入院』」の記事を読んで、2人の息子たちがそれぞれ入院した時の事を思い出しました。病院から「お母さんが付き添いますよね?」と聞かれたため、家族が付き添わないといけないと思っていました。
 息子は2人とも偏食のため、病院食が食べられず、コンビニで食事を調達しました。病棟から一歩も外に出てほしくないと思ってる職員から「買い物は売店で済ませてください」と言われました。しかし、売店には息子が食べられる物が売っていなかったため、近くのコンビニまで行きました。
 次男が入院した時は「後はお母さんがやってください」と言われ、吸入器の片付けなどを私がしました。
入院期間は3〜5日。それでもストレスで体調不良になりました。これが長期になると考えたら、どれだけ過酷か容易に想像できました。付き添いは家族の意思で決められるようになってほしいと願います。

2024.3.15 西日本新聞こだま欄より

・付き添いは義務じゃない!?

この記事を見て驚いたのは、「本来は医師が許可をして付き添いをする」とことでした。
2回とも「お母さんが付き添いますよね?」聞かれました。
どこの病院も変わらないのでしょうか。

私は仕事をしていないので付き添いができました。 そもそも「仕事があるから無理です」とは
到底言えない雰囲気でした。

うちは3〜5日の入院でしたが、
それでも私自身、入院中に体調を崩しました。

小児がんなどで我が子が長期入院している人は
どれだけ過酷でしょうか。
状況によっては、仕事をやめないといけなくなりそうです。

硬いソファをベッドにして寝たため、 
背中や肩が痛くなりました。
私の身長は162cmですが、
長さが足りずに膝を曲げて寝ました。

夫が数時間替わってくれた時、
ソファを使いました。
「これで寝てるの!?キツい」と音を上げました。

うちは個室でしたが、
大部屋の人は床で寝ていたそうです。

・感想

シェアした記事では、付き添い入院をしている保護者にお弁当を配布していることが触れられていました。

確かにそういう支援があったらありがたいです。
しかし、そもそも「付き添いをするかどうか」を自分の意思で決められるようにしてほしいと思います。

大人相手にする他の科と
手のかかる子供を相手にする小児科。
看護師の配置基準が一緒なのは納得できません。

保護者にとっても、現場の医療スタッフにとっても
負担にならない仕組みにしてほしいと願います。

以上、ちえでした。
プロフィールはこちらです。
他のSNSはこちらです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?