相棒 season20 #16 ある晴れた日の殺人【ドラマ感想】
「どうせ誰にもわからない」
ずっと否定的な言葉ばかり呟いてる
あなたは誰?
警察を挑発して楽しいですか?
○あらすじ
・特命係と捜査一課の視点
捜査一課が、オフィスビルの屋上で
死体が発見されたので現場検証へ。
その現場にしれっと登場したのが特命係。
刃物で刺された後があったため、
他殺として捜査開始。
・杉下右京の観察力
「細かいところが気になる僕の悪い癖」
毎回、「よくそんなところに気がつくなぁ」と
驚かされます。
1.事件現場に残されてた企画書
くしゃくしゃになって残ってました。
よく見ると、ホッチキスのあとがあるのを発見。
「複数枚あるはずだ」と探します。
2.山村の新聞のスクラップブック
几帳面に毎日しているのに、
事件当日の夕刊だけ抜けているのに気づく。
早退した?それとも定時までいた?
・実際は?
結論から言うと、中松は自殺でした。
「どうせわかりっこない」と呟いていたのは、
彼の亡霊でした。
部長の田川、
後輩の山村、
中松の妻、
3人とも動機があったものの
全員アリバイがあったため決定打に至らず。
出世競争をしてた同期の田川、
巻き込まれて左遷された後輩の山村、
社内の人と不倫してる妻。
それぞれ思惑がありました。
・感想
「どうせわかりっこない」とか
「警察になんかわからない」とか
ずっと否定的な言葉ばかり言ってるのは誰?と
不気味でした。
犯人が
「警察が自分のことを
突き止められるわけがない」と
煽ってるのかと思うくらい。
古畑任三郎形式で、
冒頭で犯人がわかる展開なのかと思いきや、
全く関係なかったのに驚き。
最後に右京が亡霊になった中松に
「自殺を許したくない」
「生きる気持ちが消えても生きるべきです」と
残念そうに話していたのが印象的でした。
残された人間は、
「彼が死んだのは自分のせい?」と
後悔しているように見えました。
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