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雑記(2024/4/26)-バトルoh! MSX

この記事、適当に書いたので説明もなしに謎の用語を使いだすところがあるので、最後に用語解説付けました。
よく分からないところはよく分からないまま読んでもらって大丈夫です。何人が読んでるかって話だけども…。


本文

最近、体調を崩しまくりのトルテです。
病気は気からとは言いますが、実際精神的に疲れてる時に病気になると本当に辛い。
そんな感じです。
あと記事タイトルはMSXの部分をRXに変えて検索すると元ネタが引っかかります。説明しないと分からないネタをタイトルに使うなよ!

それで本題ですが、古いゲームが遊びたい年頃の私なので、色々とゲームソフトを買い漁っています。
ただ、実機にこだわるタイプではないので、何かしら便利なエミュレータがあるならそっちを使います。
(明らかに違法なものじゃなければね)

それで今年はPC-98のエミュレータである「Neko project21/W」に手を出したわけですが…。
PC98から入ったのは色々と理由があって、第一にソフト本数が多く、次に媒体として3.5インチFDが普及してるのでデータ取り出しがしやすく、最後にソフトの中古価格がそこまで高騰してない、という感じ。
つまりPCゲームのエミュに手を出すならお手頃な位置にあるのです。特に3.5インチFDはデカい。というのも3.5インチ用外付けFDDは入手しやすく互換も生きてるので。基本的にこれじゃないと追加での購入物や機械弄りが格段に増します。その分お値段もね……。

つまりは3.5インチFDが主流の媒体だったことが決め手のひとつなのですが、98以外に3.5インチを採用したPCがないかと言うと、普通にあります。
主なところだとFM TOWNSやMSXですね。ゲーム面で見ると、TOWNSはCDドライブも標準搭載で、そっちとFDを活用したゲームが主となります。CD媒体のイメージ化さえできればエミュ用意して動くのかな?よく知らないのですが…。

まあCDのイメージ化はまだやる気起きない……。FDで手いっぱいなので。
別にそこまで難しい要素はなく、ほぼFDと同じでフリーソフト任せになるとは思われますが、CD取り込みの練習したいなら9821用ソフトとかで手軽にできるからね……。

一方、MSXはテープ媒体やカードリッジ供給がありつつも、何気にFDにも対応。特にこのFDソフトは3.5インチが媒体だったので、98ソフトの取り出しに使ってるFDDでもいけるという優れものです。

98用ソフトは2HDが多いですが、MSX側は基本的に2DDなのでそこは注意が必要。穴が片方だけ空いてるのが2DD、両方が2HDと思って…いいのかなぁ。よく知らないのよね、この時代に生きてないから……。

正直、PC98のゲームと格闘するので精一杯だからMSXに手を出すつもりは毛頭なかったのですが、ちょっとは遊びたいソフトがあって……。
それがサムネイルにも使用した「ディスクステーション」ですね。
コンパイルがディスクマガジン形式で販売していた、MSX用ゲームです。後にPC98にも展開されますが、内容は変わってます。

そして、こんな記事書いてる時点で分かるとは思いますが、買っちゃった……。
どうしても欲しくて…パッケージが。

いや、ゲーム部分も気になってたけど、それ以上にパケ買いしました。「ディスクステーション#14 7月号」なんですけど、めちゃくちゃパッケージが良い。
MSXのゲームを動かす気はなかったので、それ以外の要素で選んでみたんですね。


パッケージ。
君の小遣いは大丈夫か!!の文面がとてもよい。


それで届くと、ゲームも動かしたくなり……。
とりあえずFDDでデータを覗くと、ちゃんと閲覧可能状態だったので安心。
その後、MSXエミュ用拡張子はPC98用と違うことなどを知り、専用のイメージ化ツールを使ってデータを取ろうとすると……読み込み不可!?
ディスク面にはちょっとだけカビもあり、こうなると読み込めない場合が多いですが、最初は問題なかっただけにびっくりしました。

なんか最後の力を振り絞ったみたいで、データ閲覧もできなくなってました。まあさっき覗いた時にデータは全部コピーしてあったんだけども…。
そのコピーデータをアレコレしてMSXエミュ(今回はWebMSXを使ってます)に突っ込んでも動かない…。
どうやら本来、このソフトは自動起動するようですが、それが上手く働いてないみたいです。
エミュ上でMSXのコマンドを使ってFDのデータ一覧を出したり、一部データは直接読み込みできたのでエミュ側はFDを認識してるっぽい。

うーん、取り出したデータをコピーした形になるので、コピープロテクトが働いてる?
Windows上でデータのコピーをしたから、その辺に由来するエラーか?
それともデータの取り出しが不完全だった?

なんも分からんので、もう一度オリジナルFDからデータを抜け出せないか試したところ……。
FDが読み込めないと駄々こねるツールを無理矢理動かし、エラーセクタを無視したイメージ化には成功しました。
ディスク1にはエラーデータが3500バイトくらい。ディスク2にはエラーなし。

この取り出したデータの中を覗くと、最初に覗いた時には無かったデータもあり、これでいけるか!?とエミュにかけてみたところ


タイトル画面


自動的に読み込みが開始され、タイトル画面に移行することが出来ました!やったぜ!
中のアプリケーションも基本的に動作します。ただとあるゲーム(シェナンドラゴン)のデモのみエラーを吐くので、ここが先ほどのエラーセクタに当たるっぽいです。

ディスク2のタイトルも基本的には動きます。
ただ、一部ゲームが文字化けを起こしていて、それらのゲームは先ほどの取り出したコピーデータからの直接起動なら正常に動くみたいです。なんで?

何はともあれ、動いてよかった…。
坦々と書いてきましたが、数時間単位で格闘してたので……。
エラーデータが出てしまったとはいえ、大半のプログラムが生きてたのは幸いでした。
まあこれに収録されてるゲーム、基本的にはプロジェクトEGGあれば遊べるけどね!

そんなこんなでMSX格闘にも勝利し、安く楽しめるならMSXソフトもいいなと思いつつ、今回はここまで。
読みづらい文章になってしまいましたが……。
みんなもやろう、古いゲームとの格闘!


収録タイトルのひとつ「D.P.S(体験版)」
なお、このソフトはアリスソフトの無料配布対象ソフトなので、実は無料で製品版が遊べちゃうのだ。
わざわざDSで遊ぶ意味はどこ……?


用語解説

  1. 3.5インチFD - FDとはフロッピーディスクのこと。3.5インチはディスクの大きさ。他に主流のFDゲーム媒体として5インチFDがあるけど、こちらは現行機種PCに直接接続できるFDD(フロッピーディスクドライブ。FD読み取り機)がなかったり、追加パーツや改造が必要だったり……するので、なかなかデータを取り出すのは難しい。

  2. 9821 - PC98シリーズの上位機種。ここでは、PC98にCD読み取り機が付いたものだと思えばOK。9821専用ゲームもある。

  3. テープ媒体 - ここではカセットテープソフトのこと。テープ部分にデータが収納されてる。ロードが超長く、ラジカセに入れるとぷつぷつ音がなるのが特徴。

  4. 2HD - FDのひとつ。FDといえばこれを指すことが多いと思う。容量は1.25メガだったり、1.44メガだったりする。3.5インチの場合、穴が2つ空いてる。

  5. 2DD - FDのひとつ。2HDより古い形式で、容量も少なめ。3.5インチの場合、穴は1つ空いてる。

  6. ディスクマガジン - 80〜90年の主にPC系で流行ってた販売形式。本の代わりにFD(またはCD)、もしくはFD(CD)と本を一緒にして販売したゲームなどのこと。収録作品はデモ映像・体験版・ミニゲーム・読者投稿(絵・ゲームなど)と言ったオムニバス系が多くなりがち。

  7. WebMSX - MSXエミュレータのひとつ。専用ソフトが要らず、ウェブ上で動かせるのが利点。

  8. エラーセクタ - 何らかの理由でぶっ壊れてるデータの入ってる場所。読み込めてないのでそこのデータがごっそりない。ディスクに傷はなく、カビ等が原因の場合は処置によっては復活する。

  9. DS - ディスクステーションの略称。2004年発売のゲーム機ではない。

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