「帆を張り、船を漕ぐ人は...」
かつてやっていたサービスの中に
ラブカウンセリングてのがあるのよ。
四月でやめちゃった。
仕事としてはね。
そうそう、
相談に乗ったり
僭越ながらあたしの閃いたことを口走ったり、
なんてことをお茶したりしながらしてる。
根っから好きなのよね。
あ、お茶ご馳走して頂けるなら
ご相談にだって何だって乗りますわよ♪
星乃珈琲店の織姫ブレント450円が
あたしのお気に入りでんす。
....違うな、
何にでもは乗れないわ。
馬には乗れないわよ、あたし。
その代わりチャンリコなら乗れるわ!
そん時は電動アシスト付きでお願い!
かつてのサービスの話だったわ、いっけねぇ。
そのラブカウンセリングってのがとても良くてねぇ。
自分でも身震いしちゃうほどよ、あんた。
そのキャッチが
〜必要なものを必要なだけ、ゆりえ商店。〜
みたいなな。
そおね、船に例えてたわ、あたし、、
ふぁわぁわぁわぁわぁわぁ〜ん
(擬音とともにしばし回想シーンをお楽しみください。)
https://ameblo.jp/yu-aroma/entry-12236842303.html
力の強い人、弱い人、
何処までゆくのか、
誰かとゆくのか、
男なのか、女なのか、
年齢は?
体重........は関係ねいわな。
みんな選ぶ船は違うって表現よ。
美しいわね、素晴らしい表現だわ。ららら〜
装備や何やら
その時に必要なものを必要なだけ
お伝えするのがあたしのラブカウンセリングだったの。
人生は長いよで短いわ。
生きてりゃ誰もが何かに傷つき
何かしら悩みを抱えてるものよ。
そして、それはその時々に解決するのがいいの。
その全てを揃えてお待ちしております、
いつでもいらっしゃいなってのが
ラブカウンセリングだったの。
....あたしは?
あたし自身はどうなのさ?
あたしときたら、
ひとりで船を造り
ひとりで帆を張り
ひとりで漕いでいたわ。
もちろん、いらっしゃる方を乗っけてね。
向こうっ岸までお届けするのよ、あたし。
そして、たまに荒波にぶっ壊されたりなんかして、そんで修繕してさ。
デッカい船をひとりで操ってたのだわね。
疲れないかって?
疲れるわよ!
時に寂しくもなった。
誰かと一緒に船を造ることも、
誰かと一緒に帆を張ることも、
誰かと力を合わせて漕ぐこともしてこなかった。
きっと、めんどくさかったのだろうけんど。
そのこと、今は少しだけ後悔してるの。
皆んなで〜なんて言いながら
皆んなをやってこなかったあたしだもの。
あたしの夢を突然ここで語るとすれば、
誰も困らない場所を作ることよ。
例え自分に何もないと思って悲しくなったとしてもさ、
横には誰かがいて、
誰かの隣にも誰かがいて
そっと、ずっと、
お互い補い合って
出しあって
助けあって生きてくの。
血のつながりなんてのはぶっ飛ぶほどの
仲良しになってさ、
皆んなで面白おかしく生きてゆくのよ。
長屋のような感じね。
味噌貸して醤油貸しての世界、
うちの子よその子関係なく皆んなで育ててたあの時代〜
そんなことをこの都会のど真ん中で
やろうとしてるのよ、あたし。
その為には
誰かの力も、
そのまた横の誰かの力も必要なのよね。
今はひとりじゃない、そう思えるわ。
一緒に船を造り、帆を張り、漕いでくれる人たちがいるのだもの。
こんな幸せはないと、
心からそう思うのよ。
さてさて、
これから何処に向かってゆきますか、
旅は始まったばかりよ。
あなたの港にも立ち寄らせてくださいな。
あなたの港に辿り着いたら
一緒に楽しいことをしましょ。
その時が来るまで
待ってて欲しいと思うのです。
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