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「人が人を嫌うとき。」

人が人を嫌うとき
人は大義名分をたてたがる。


あの人がこうだからとか、あーだからとか


自分は悪くないと思いたいのよね。  


もちろん、そんな理由だけではないわ。 
単純に生理的なものもあるからね。





最もらしい理由を付けたくなるとき
その裏には
本当の氣餅が隠れてるわ。 


それは意外とシンプルな感情よ。 



才能に嫉妬してたりね。
眩しくて見たくないのよ。 

自分もそうなりたいのよね、本当は。 
でもなれない。 


そんな時には自分の心を守るため
相手に非があるってことにする。 


そして、そんな者にはなりたくないのだと
自分を納得させて落ち着きたいのよ。 



自分に都合の悪いことが露見しそうな時もそうね。 


バレたくないことがあったりね。 

良い人でいたいのね。  

正当防衛を装って
相手が悪いことにしちまうのよ。 




どっちも最悪だわ。 

その時は回避できた氣餅も
必ずまた巡ってくるわよ。 


だから、その都度
理由を捻り出さなきゃならないわね。 




そして何より、
その刃を受けた相手は深く傷つくのよ。  


何故だかわかる? 



刺された刃が錆びているからよ。 



良く手入れされた刃の傷はすぐに治るのよ。 

手入れされてないもので切った切り口は
なかなか治らない。 


純粋な思いからなら
改めようがあるのだけど、 

思いに不純物が混ざるとただただ人を傷つけてしまうだけ....



でも見たくないから、 
自分の汚い氣餅なんか見たくないから 
どこかの誰かのせいにする。 



光が当たれば影が出来る、
その影を怖がるよに生きていかなきゃならない。 

当然だけど自分の影からは逃れることは出来ないわ。   


だって、自分の影なのだもの。




影を消す唯一の方法は、
自分自身が光を放つこと。   




いつまでも眩しがってちゃ
生きていくのはしんどいわ。 




影が出来る理由は単語で考える。
文章でなんて決して考えないことよ。 



憧れ
嫉妬
偽りからの防御

モテたい、好かれたい、お金持ちになりたい、 
頼られたい、認められたい、1番になりたい、

そんな感情を
ちゃんと認めてあげるのよ。  



もしあなたが氣まずくて
避けている人がいるなら、
その理由は別にあるのだと思ってください。 



頭で考えた理由は当てはまらないわ、きっと。



自分のつまらない感情のために
傷ついている相手がいる限り
それは永遠に繰り返し繰り返し訪れる。 



本当の意味の幸せは遠ざかっていくばかり。 


〜吐いた唾は飲めない。   



放った言葉は取り返しがつかない。  

せめて自分自身のどす黒い感情を認めてあげてください。 



そしてまたそんな感情が巡ってきたら、
その時は光と影を思いだしてください。

















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