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「まずは自分」の逆側の人

まずは自分の幸せ?

まずは自分を喜ばせてあげないとーみたいなこと、よく聞くけどさぁ。


「自分のことないがしろにする人が人の幸せなんか願えるの?」


いつだったかな、
私が誰かに言われた言葉。

突き刺さりました。

刺さったけど、腑に落ちなかった。


そうなのよ、
ピンとこないのよね、やっぱり。

その当時の私は....て言うか、今もか、

すーぐ人を信じるし、
すーぐ何かしてあげたくなるという

お節介体質でして、

それを見た友達たちに
やり過ぎって注意されることもしばしば。


これ、仕方なくて
遺伝なんですよね。

うちのオカンもそうですから。

いや、オカンのがもっとかな。


それ見て育ったらさ、
アンパンマン精神が育つんですよね。

あれです、
「僕の顔をお食べ。」ゆーやつです。

アンパンマンはいいんです。

なぜなら、顔、また作ってもらえるから。


でも、私たちはそうはいきません。

差し出した部分は
二度と戻っちゃきませんから。


そんな私を見た友達は
めっさ自己犠牲やと思って

そんなことしたって
相手はあんたが思うほど
あんたのこと気にもしてないって言われたりさ。


いや、わからんでもないよ?

ちょっとの親切なんかじゃ済ませないから、
相手を調子乗せてしまうんですね、きっと。

あー、この人は何でも大丈夫なんやなーって。


あ、もちろん何でも大丈夫じゃないし、
調子乗る人ばっかりでもないんですけど、

その頻度がエグいから
見てて心配になるんですよね。

そこであの言葉ですわ、

〜自分をないがしろにする人が
人の幸せ本気で願えるの?

です。


そうかー
そんなもんなんかー
とか思って

まずは自分ってのをやってみた。


ぜんぜんあかんやん!

全くフィット感ないやん!


それやし、
"まず自分"をやってみたらみたで、

「えっ?どしたの?そんなキャラやっけ?」

みたいになるやんけ!

よくよく考えてみたら
自分のことを後回しにしてたとしても、
別に人の世話ばっかり焼いてる世話焼きババアではないよねって。

ちゃんと自分のことも可愛いがってるはず。

だって、
毎日ハーゲンダッツ食べてるし。


ほんで何より、
自分が落ち着いてるときしか、
人の世話って焼けんくない?

てことは、
私はいつも穏やかでいれてるってことやと思う。

それは何でかって考えたら、
私が、側におる誰か、
例えば家族とか仲間とか

そゆ人たちが助かるかなぁとか、喜ぶかなぁとか思うことをやってるからなんよね。

だから、巡り巡る。

私がしたことで喜んだ人は
今度は私の喜ぶことをしてくれる。

その逆も然りでさ。


皆んな勘違いしてるよねって思う。

普段から自分のことばっかり考えてるから、
巡り巡ってこないのよ、あんた。

そんな人が
「まず、自分を喜ばせなくちゃ!」ってやったら、それはもう自己中なだけになるわな。

自分大好きも
自分を喜ばせるのもええよ。

けど、やっぱり
誰かのこと思って
誰かを幸せにするから
自分も幸せになれるんと違うのかなって思う。


だからさ、
"まずは自分の幸せ"とかじゃなくて、
ましてや自己犠牲なんかでもない、

ある程度幸せやから人を喜ばせたいと思うし、
それは、相手からも巡り巡ってくるし、
そしたら、また幸せになるし、

『人の幸せを願えるのは自分が幸せだから。』

で落ち着きましたわ。

そんな人は、ただ自己犠牲なんかやってないよ。
ちょいと嫌な事があっても、
サポートしてくれる周りに恵まれてるはずなんです。

それは、自分がその周りの人にしてきたことなんやから、ありがたく励まされとこうよ。


対して人を喜ばせもしてない人は
「まずは自分」をするのは危険よ。


昔からゆーやん。
徳を積むってね。

見えないところで
どんなけ人のことを思いやれるか、
それに尽きるのだと思うな。

てことで、

"一日一善"
〜いちにちいちぜん

一日にひとつくらい良いこと、
誰かのために、何かやろうよーって話し。





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