マフィン

心にとまったことを書いています。

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言葉が見つからない

先日、日本から台湾にワクチンが届けられた。その日の彼からのLINE第一声は、「ワクチンありがとう」だった。わたしは、複雑だった。だって、日本では使われないワクチン。有効率も他のワクチンより低いし、何より血栓ができる可能性が高いと言われているワクチンだったから。「日本にしては、素早い行動だったよね。」ワクチンに対する日本での評判はどうしても伝えられなかった。「台湾では、もともとAZのワクチンが使われている。」そんな記事を見つけて、それがモヤモヤした気持ちを少しだけ落ち着かせてく

    • 人生の転機

      今月号のAERA「午後3時しいたけ.相談室」の相談、「人生の転機について」。 条件が悪いものと付き合う時に生まれる工夫は、また、不利なことにどう向き合うか考える時、「さぁ、面白くなるぞ。」「どうする?」と笑顔で自分に問えることは、小さな転機を作ることができ、いずれは大きな転機をものにすることができる。 わたしは、タイに6年間住んでいた。仕事をしたり、タイ語を学んだりしていたが、毎日何が起こるか分からない上に、決断の連続だった。日本にいても何を食べるか、どこに住むか、何を買

      • 寒い日の一言

        「今日は寒いよー。」 あいさつの一つとして、メッセージを送る。そうすると、こんなメッセージが返ってきた。 「あったかいもの飲んでね。」 これは、台湾の返しなの?笑 確かに、台湾と日本だと気温が違うから、「寒いねー。」の共感はないだろう。「風邪に気をつけてね。」ぐらいの返信を想像していたので、驚いた。飲み物ってなんですか笑 今まで寒い日にあたたかい飲み物を飲もうなんてわたしの中になかった。もちろん、冷たい飲み物は選ばないけれど、寒いの先に飲むという発想は全くなかった。

        • ネガティブな感情は自分で乗り越えなきゃいけない

          わたしには、遠距離恋愛をしている彼がいる。彼は台湾、わたしは日本。付き合ってすぐに離れ離れになったことに加え、新型ウィルスの影響でもう1年以上会えていない。 もう終わらせてしまったほうがいいのかもしれないと思ったことは何度もある。けれど、会えないつらさより、毎日おはようと言えたり、小さなしあわせをシェアできる喜びのほうがわたしには大きかった。 お互い違う場所で働き、生活をしていると毎日いろんなことが起きる。彼に側にいてほしいと思う気持ちがあふれてしまう時もあった。そういう

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