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◆作品No.168 ISLAND-アイランド-

🔴作品紹介🔴


放送期
2018年7月1日夏

character
三千界切那(さんぜんかいせつな):鈴木達央
▼浦島御三家・枢都家
御原凛音(おはらりんね):田村ゆかり
枢都夏蓮(枢都家/くるつかれん):阿澄佳奈
伽藍堂紗羅(がらんどうさら):山村響
▼夏蓮友人
反取芽衣(たんどりめい):中島唯
鳩間杏(はとまあん):高柳知葉
砂田笑里(すなだえみり):田中貴子
▼親族
御原 玖音(おはらくおん):佐藤利奈
御原 典正(おはらのりまさ):宇垣秀成
枢都 守継(くるつもりつぐ):小形満
御原 切那(長男/おはらせつな):立花慎之介
▼島の住人
播守太郎(警官/はりすたろう):茂木たかまさ
森須 賢治(老医師/もりすけんじ):ふくまつ進紗
有馬 雨蘭(看護婦/ありまうらん):氷上恭子
金城(漁師/かねじょう):大泊貴揮
▼島外の人物
枢都 守春(夏蓮兄/くるつすばる):河西健吾
枢都 夏未(夏蓮母/くるつなつみ):喜多村英梨
山吹 桃香(やまぶきももか):加隈亜衣
スタン:利根健太郎
▼アイランド居住区の人物
リンネ・オハラ(Linne•O'hara):田村ゆかり
カレン・クルツ(Karen•Kurz):阿澄佳奈
サラ・ガーランド(シスター/Sarah•Garland):山村響
メイ・ダンドリッジ(シスター):中島唯
アン・ハートマン:高柳知葉
エミリ・スナイダー:田中貴子
ネハン・オハラ(リンネの祖父): 楠見尚己
モーリス:ふくまつ進紗
枢機卿(サラ父/すうききょう):松本忍
大司教: 臼木健士朗


オープニングテーマ
「永遠のひとつ」-田村ゆかり
エンディングテーマ
「Eternal Star」-亜咲花


監督
川口敬一郎
脚本
荒川稔久、堺三保、あみやまさはる
キャラデザ
川村幸祐
アニメーション制作
feel.


★あらすじ★
本土から遠く離れた海に浮かぶ「浦島」 そこは楽園と見まごう豊かな自然と、複雑な過去と因習に囚われた人々が息づく島だった。 本土から見放され、忘れられつつあるこの地で 半ば諦めを懐きながら生きる島の住人。 そんな島に「タイムトラベラー」を自称するひとりの青年が流れ着く。 「せつな」という名前と「ある使命」以外の記憶を失ったその青年は、 凛音、夏蓮、紗羅という3人の少女たちと出会い、 やがて島の未来を変えるべく奔走をはじめる。 排他的な因習と数々の謎を秘めた浦島をめぐる 青年と少女たちの物語がひも解かれるーー。



🔶感想🔶

<評価:S->
視聴2021.11.15
◆管理再視聴2023.11.28

<感想>
はい。終わりました~!!
前置きを!!本作は一度見ていますが、今のようなちゃんと感想と情報を残して無いので管理し直そうと思い再視聴しました。本作をはじめ管理再視聴を今後もしていこうと思います。
ではまずざっくりあらすじ!

〝本土から離れた島「浦島」。その砂浜で突然目覚めた三千界切那。記憶が曖昧で覚えているのは自分の名前とこの島で出会った少女凛音の名前だけ。自分は未来から来て誰かを殺し、誰かを助ける使命がある事を思い出す。刹那は自分の使命の為に動き出す。刹那の運命とこの島の謎とは。。〟

っとこんな感じのお話。
これは2回目で要約分かるお話だと思います。1回目だと本当にちゃんと見てないと意味分からなくて笑ってしまうwwwややこし~。元はゲームのようです。他の方の感想など拝見するとゲームはもう少し深い内容のようです。私は今回でアニメ版のストーリーは理解できました。
まず評価としては面白かったです!!初回の時はもっと意味分かって無かったので謎過ぎてその分も含めて面白かった印象。

初回に書いた簡易な感想はこちら↓↓↓↓↓

◆謎から始まる。切那のタイムスリープ、村長、警官の謎の島の発言。タイムリープしてきたと言う凛音。第一印象はややこしい‼︎兎に角ややこしや〜!自分は他力を借り考察しないと理解出来ない。考察する時間と理解すると一気にスッキリするので凄い面白い!

と書いていました。その時も感想や情報を調べただろうけど、本編見返して全然覚えてなったですwwでも当時も今回も謎に思っている部分は同じでした。それと理解してみて、「アレはどうなった?コレはどうなった?」が結構あってちゃんと連結してない事にも気が付く。ここは好評と酷評の分かれ目になると思います。悪い言い方をすると投げ出した様な感じ?突っ込みどころが多くなる作品とも思いますw
恐らく一番の見せ所は最後。そこを見せれれば後はまあ御愛嬌♡とも受け取れる。確かに最後が色々と詰め込まれているのと展開に驚くので凄いものを見たと言う感覚にはなった。
最終的に純愛のお話なので、結果は良かった。
アニメでは、キーとなる「刹那」、「リンネ/凛音」の名前が飛び交いすぎて訳分からなくなる上に恐らく制作側も視聴者を混乱させるため声優も混ぜ込んでいる。最後のほうはごちゃごちゃして「ああああ」と叫びたくなる笑。
作画は丁寧でとっても綺麗。ほぼ崩れている事もなくキャラデザもとってもかわいい!!ので満足しました。

EDが電波女と青春男を感じる様なリンネが可愛くて綺麗な映像。色合いとかも凄く可愛い♡

※ここからネタバレです。本作に関しては作品を先に見てください。

本作のメインになるコールドスリープ。この設定が本作で一番混乱する。
一体始まりがどこだったのか?これが分からない。繰り返している世界となっているが、初めは島だけ繰り返しを起こしているのかと思ったけど、ももかの説明で世界と言っているのとなつみとの調査で世界の遺産で伝承が見つかっている事から島だけでは無い?だがそれもはっきりしない。

初回に見た後の感想はこう感じていました。↓↓↓↓↓

この作品は、タイムトラベルでは無い。
タイムループなのかと言うと全く同じ時間を過ごしている訳でもなさそうなので、ループじゃない気もするが、ループ要素が出てくるのでループ??
浦島のみ繰り返しを起こしてる。同じ日ではなくリセット。
石器時代から高度文明まで発展して世界が破綻して石器時代に戻る。
リープ(飛び越える/飛ぶ)が瞬間移動となると長きに眠ってる(マシーンに入った人の時間を止める)事からリープとは言えないのでは無いか…
だからこれは何に属するのか教えてくれ。
寝てる間に繰り返してるんだ。

2回目を見て理解したのが、このアイランドと言う世界は破綻して始まりに戻るを繰り返している。そしてほぼ同じ歴史を繰り返しているのだ。それは10話の切那がコールドから目を覚まして同じ状況が始まる部分から分かる。なので大きく括るとループとも取れる。
が!!!本編の時系列は1本なのだ。リープもしているがタイムトラベルはしていない。時間は未来にしか進んでおらず過去に行く事はしていない。だがタイムトラベルを匂わすキャラの台詞が出てくるので視聴者は時間を行き来していると思い込む。これが混乱する要因。時間軸が1つと言うのは、最終回と9話からのネバーアイランド編から分かる。リンネはタイムトラベルマシンを作ったと思い込んでいたが実は時間を止めるだけのマシンだった。異変を気づくシーンや過去に行ったらもう一人の自分が居るはずと言う台詞からも分かる。つまりコールドマシンで時間を止めている人物以外は普通に寿命を迎え死んでしまう。そして恐らくまた同じ人物が生まれ同じ歴史を繰り返している世界なんだと行き着いた。
つまり達央切那が助けたかった暴龍島で溺死した凛音も助けられないし、ネバーランドでのサラとカレンも助けられない。この代の亡くなった人物は何をどうやっても救えないのが答え。ただコールドした者は記憶の断片があるので誰かを救うと言う事だけは覚えていた。達央切那が他の記憶があった所からそう思った。
最終的に残った凛音も前の代の凛音ではなく新たに始まった時代の凛音で正確には救ってはいないけど、切那はこの世界を理解していないので水難事故を回避したと思っていると思う。多少の変化起こす事は可能なのかと考えたのは、写真で玖音とされていた人物が自分の愛したリンネオハラだと気が付いた事。それで結果的にコールドしたあの代の2人は結ばれハッピーエンドに終わった。なので同じ事が起こるけど変化はする。ただそれも込みでこの一連全てが繰り返しされていると思うと脳が解けるwww

時間軸が分かってもやはり一番の謎は、達央切那の存在。彼は一体何者なんだ?
切那と言う名前は立花切那が本物とすると達央切那の本当の名前は何なのか分からないし、唯一浦島の人間とのつながりもない。どこから来た人物なのか?繋がりが無いのはリンネオハラもそうなんだけど一応メイドに成るし玖音にもなるからまあ関わっている。本当に関わりが無いのが三千界切那。この人物が一番の謎だが解明は出来ない。

しかし最初に見た時は、「え?は?何?」を連呼してしまう。何が起きたの?8話でまずそうなってその先はずっと↑これを連呼するwだが自分達の世界もそれを繰り返していると想像すると面白い。実際古代のオーパーツとかもこの事象が起きないと説明つかないのであながち間違っていないのかもしれない。
ちょっと不足な部分は有るので-にしましたが、考える事が面白い作品です。

<<気になる点>>
・1話から凛音が死ぬまでの部分の謎種蒔き必要あったかな?浦島に伝わる伝説もセツナとリンネが眠る部分はリンクするけど他が重ならないからこの伝説も必要あったのかないのか?兄妹での恋愛とカレンとの三角関係もそこまでないし。。ここが繋がってないと感じた部分。
・都会の流行りが古い!古いぞっ!
・凛音、ボーリングでそんだけくるくる回ってなんでパンツみえねーんだww
・発掘のカタコト笑うじゃ無いかww
・ごめんなさい凛音以外の歌必要無かったかも…ミュージカル調にしたかったのかな?それともキャラソンの為??
・ハリスも謎がありそうな雰囲気と含みだったけど何もなかったね。ただカレンへの恋心は本当なのか恋愛モンスターとしてはハッキリしてほしかった。

↓↓↓初回に思った事をメモしたものです。見返すと混乱しているww

・Island島の名前が浦島からして浦島太郎的な話を入れたかったのだろう。自分だけ時が進んでいないのはまさに浦島太郎だもんね。題材参考にはしてそうだね。
・2ループ目は、過去から未来に行った刹那が過去に戻ってきたけど、ファースト刹那の元々は何なの?
・元々の刹那がファーストループの刹那にら過去に凛音に恋してた様に見えたけど、未来の凛音オハラと目合ひ(まぐわい)まで行ったんだけど…なんこれww
・この島だけ同じ時を繰り返してるって事でオケ?それは謎でしめる。
・達央刹那は一体何者なんだ?御原刹那の生まれ変わりでいいのか?
・立花刹那は御原家の息子で、この人が凛音オハラが産んだ凛音と恋に落ちて暴龍島でマシーン発見して凛音眠らせて自分は死ぬ。

★謎★
・風土病の煤紋病。あれは何だったのか?
→陽に当たると発症する。原因が全く分からない上にこれが本編とどう関わっているのかが見出せなかった。ただ未来でも治らない病気と言うのは分かった。
・切那が目的意識として持っていた『セツナをコ口さなくてはいけない』っての答えが良く分からなかった。
→初回は解らなかったけど、これは作中台詞で御原凛音の中の御原切那を殺さなければならないって所から暴龍島で切那を発見した事で凛音の悩みを解決した事で、この目的は達成したのかなと思った。
・CD-ROMはなんだったのか?
→自分も見逃してたアイテム。1話で切那が打ち上げられた時に側に落ちていた物。そしてリンネオハラガ代々受け継いでいた物として出て来た。これは一体なんだったのか?というかコールドスリープの設計図が入っていると思われる。そもそもリンネオハラが設計したものだけど、始まりの代で作ったのかは不明。どのタイミングで作ったのか?そして歴史ループはいつから始まったのか?ここも謎。このアイテムの事も深堀はなかった。


<声優及びキャラ>
●切那:鈴木達央さん演じる主人公。だが上記にも書いたが最大の謎。初見で淡々と話してて怖い印象を受けていたけど再視聴してそんな事無かったww皆に優しいお兄さん的存在で普通の男性のエロス目線もあるが手を出さない。

●凛音/リンネ:田村ゆかりさん演じるメインヒロイン。このリンネがややこしや。5年間行方不明で一部記憶が無い。結局この子の本当の名前は何なのかとリンネの正体が明確になってから名前はどうしたのかが気になる。全体的に可哀想な役だなと。恋人には死なれ、好きになったのは父親で。最後は自分の恋心を整理して偉かった!!ゆかりんがリンネオハラも兼ねているのでごっちゃになるけど2人とも性格が違くて可愛かった。

●玖音(リンネオハラ):佐藤利奈さん演じる御原凛音の母でネバーアイランドのリンネオハラ。筆談で会話するのが特徴。最終的に三千界切那に気が付いて貰えず悲しんでいたけど、どんな気持ちで切那と凛音の恋路を進めていたんだ。娘の悲しい顔をと言うが自分の夫になる人が自分の娘とSEXや恋愛するって冷静に考えると近親相姦になるし結構エグイ考えよね。いくら容姿が若いとは言え気持ち悪い。ちゃんと夫婦になって良かったね!

●サラ:山村響さん演じる御三家の1つ伽藍堂の娘。常に頑張っている子で本当に優しい子。誕生日と自分の心の枷が外れてよかったなと。好きなキャラ♡つるぺたガーランドちゃん可愛いな。毛量どうなってんのww

●カレン:阿澄佳奈さん演じる御三家の1つ枢都家の娘。喧嘩っぽく男っぽい。母が出て行ったことに悩んでおり島を出たいと思っている。カレンもいい子でセツナに恋してそうだったけどどうだったんだろう。そこもう少し深堀してほしかった。ネバーランドでは煤紋病にかかってしまう。これは伝説になぞらっているのか?


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