ウルトラマンの顔って、仏さまみたいで、なんか、ありがたくない?

妻様にこの記事を見せたら、

空海さまを見て、
あ、ウルトラマン!
っておっしゃいました。

「ウルトラマンの顔って、仏さまみたいで、なんか、ありがたくない?

ウルトラマンがあんまり動き回らず、こころもち上向いて、ぬぼっとたってるところなんか、仏像ぽくない?」

妻様ってちょっと変はってる。
だから、妻様らしいなあと思って、そのまま、あやのんさんの記事のコメント欄に、同じ内容を書き込みました。

あとから、わたしとしては軽い気持ちだったんだけど、
仏さまとウルトラマン
なんて、仏像に詳しい人が聞いたら怒るかなって心配になってきました。

と同時に、なんか、確かに、ウルトラマンって、仏さまっぽいよね、とわたしも感じて来て、それは、前から無意識のうちに感じてたやうな気もしてきました。
なんか、不思議。

それで、「ウルトラマン 仏像」で、検索してみたら、きゃああ、ありました。

noteの記事が、検索結果の上位に出てました。

これ、ほんと、面白い記事です。
ウルトラマンの顔に、なんとなく感じてたことが見事に言語化されてる。


実はこの初代ウルトラマンは、みなさんも良く知っている仏像のある特徴が取り入れられているのです!
それは「口元」。ギリシャ彫刻に特徴的なアルカイックスマイルという技法が両者に共通しているのです。

アルカイックスマイル、ああ、それだ!
なるほど。
さらに、気になるのは、ウルトラマンの顔には不気味さもあるってこと。
それも明快に説明されてました。

この初代ウルトラマンをデザインされたのは成田亨さんという彫刻家の方なのですが、この方は、怪獣=混沌、ウルトラマン=秩序と考えたそうです。そのため、神やこの世の支配者といった全能な存在として仏の特徴をウルトラマンのデザインに反映したのです。
(中略)
また実はこの技法、顔は笑っていないにも関わらず口元だけが笑っているため、気味悪がられたことも多いです。みなさんはどう感じるでしょうか?
冷笑的、と言われればたしかにそのような気もしますが、私としてはむしろ、「慈愛」や「慈悲」といった印象を受けますね。

顔は笑っていないにも関わらず口元だけが笑っているため、気味悪がられたことも多いです。
ウルトラマンがわざわざ光の国から正義のために地球に来て、毎回飽きずにやってることは、無慈悲で徹底的な怪獣の殺戮。

この世の支配者といった全能な存在なんだから、本気を出すと、ほんとに怖い存在。ちょっと気が変はって、「人類をリセットしようかなあ」なんて思ったりしたら、どうする?

そんなウルトラマンだから、その微笑の意味も、いろんな角度から見ることができるのかもしれませんね。

(追記
あやのんさんの上記の記事のコメント欄で、江口敬さまから

仏像(中でも広隆寺の弥勒菩薩像のアルカイックスマイル)をモデルのひとつにしたらしいです。

と教へていただきました。
萩尾望都が漫画化した『百億の昼と千億の夜』に出来る弥勒菩薩はすごく怖かった)

かうしていろいろ考へてみて、ウルトラマンの顔がそれに似てゐる仏像、つまり仏の似姿にもいろいろあることが、この記事で紹介されてゐます。

スピリチュアル・メッセンジャーあやのんさんに、
仏像とは何?
そもそも、仏さまって何?
仏教ってどうなん?
写仏ってなにしてんの?

って問ひ詰めたいわ。

あやのん先生、教へて。


みなさまのご参考までに、
世間受けのいい、それらしい話としては、これ↓かな?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?