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結末は・・・

これは 森に棲むエゾリスとフクロウの話です。

エゾリスは昼行性で冬は冬眠しません。なので朝日が昇ると巣穴からピョ-ンと飛び起きて餌探しに行きます。

「さぁ 今日も良い天気だ!元気に餌探しにいこうっと」
と言って森の中をタタタッ タタタっと走りながらクンクン地面のニオいを嗅いで探し回ります。

「あれ??あの木に何かいるなぁ なんだろう?行って見ようかな」
その木の所に着いたエゾリスは 間近まで近づきました。

「ん?この大きなのは何だろう?食べ物? あれ!!なんか息してる!!」
すると 眠っていたフクロウの目がパッと開きました。

そしてフクロウはエゾリスの方を見ました。
「おっ!エゾリスくんじゃないか 寝て居たのに起すなんて」
「うわっ・・・あれ?アナタはだれですか?」
「わしはエゾフクロウと言うんだよ」
「なんで僕のこと知っているの?」
「フクロウは君より長生きだから なんでも知っているんだよ」

好奇心旺盛なエゾリスは もっとフクロウの話が聞きたくなりました

「フクロウさんは どんなことを知っているの?」
「わしはなぁ 色んな旅に行ったんだよ」
「旅って 何処に行ったの?」
「ある女の人と一緒に北海道中を旅したんだよ」
「フクロウさんは 人間とも仲良しなんだね」
「その人は風景や動物を色々 写していてね わしに写真をくれたんじゃよ」
と言い 写真をエゾリスに見せました。
「へぇ いろんな風景や知ら無い動物の写真だね。あれ?これなぁに?」
「あっ!この写真はね ちょっと前に森に迷った夫婦が居てね、道案内をしたんだよ、そしたら仲良くなってね 森の中で一緒に写真を写したんじゃよ」
「へぇ〜 優しそうな夫婦だね 無事にお家に帰れたのかなぁ?」
「あぁ 後ろ姿を見守っていたから 家に無事着いたよ」

と、色々 エゾリスの知ら無い世界をフクロウは話して聞かせました。
だんだん暗くなり フクロウの目は爛々としてきました。
エゾリスは だんだんと眠くなり、

「なんか 僕 眠くなってきたから帰るね、またお話聞かせてね」といい 木から降りて 走って家に帰っていきました。

フクロウのお腹が グルルルと鳴り、舌なめずりしたフクロウが小さい声で言いました
「わしは今 無性にお腹が減っていてな・・・」

最後は 書きません。 ご想像にお任せいたします。。。。

おしまい




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