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第1回 新温泉町 移住者交流会!!

こんにちは。新温泉町地域おこし協力隊のアンボーです。
今回は1月13日(土)に行った、移住者交流会について、簡単にまとめようと思います。


初開催の移住者交流会

移住者の集まる場所や交流する機会がないので、行って欲しい。そういうご意見のもと、地域おこし協力隊の移住定住促進担当の2名に与えられたミッション。移住者さんの受け皿となれるように、規模は小さくても今後も続けていかなければならない。

開催概要

  • 日時:2024年1月13日(土)  13:00~16:00

  • 場所:Work Cafe  Kofuneya (新温泉町居組)

  • 参加費:なし (お茶のみ用意)

  • 参加対象者:Uターンを除く移住者 (直近5~6年以内程度)・町と深い関わりのある関係人口の皆さん

チラシはCanvaを利用して作成

当日プログラム

  1. 開会挨拶

  2. 自己紹介

  3. タイムスリップゲーム

  4. 自由にトーク

  5. 新温泉町ワードビンゴ

  6. 閉会

いざ当日!!

あまりに海風が強くて、飛ばされそうになるお天気の中、スタート。
移住者ご家族・地域おこし協力隊・商工観光課(Uターンと地元民代表)・町民と深い関係のある町外者などにお集まり頂いた。なんと新聞社の記者さんもここ数年で新温泉町に来られた移住者とのことで、なんとも賑やかな会!

タイムスリップゲーム

今は2024年、部屋の真ん中のマットが新温泉町。
部屋の壁4辺に東西南北を設定する。
さぁ、1年前はどこにいた?移動して!
このように実際に部屋の中をウロウロしながら、自分の居住地を振り返っていくゲーム。

そもそも、マットが新温泉町です~と言われた段階で、新温泉町の居住地域によってマットの中でも方角と位置を住み分け始める皆さんが面白かった。

かくいう私はというと、今は新温泉町だが1年前は茨城県、6年前は長野県、10年前は地元の姫路市…と、部屋どころか縁側まで大移動をするハメになった。

新温泉町の住民の引っ越し遍歴は関西圏内が一番多く、関東圏~関西圏の間の移動や、鳥取などの中国地方が一定数いる…という事実が、実際に目で見て感じられてすごく楽しかった。
新温泉町ならこういう結果だけれど、これが、移住者の多い市町や、全国から飛んで移住してくる市町などで試したら、みんなゴソゴソ動き回って面白い結果になりそう。ぜひ他の市町バージョンも見てみたいところ。

25年前、30年前、35年前…
私はまだお空の上なので脱落。

新温泉町ワードビンゴ

実は当日、準備のお手伝いに訪れた商工観光課の皆さんは、いきなりハードな脳トレを強いられていた。新温泉町に ちなんだ マイナーなワードを、どんどん出してくれ!と、小舟さんの無茶ぶり。
別の準備をしている中、いきなり隣でブレインストーミングのごとく方言や名物などの単語が飛び交って、とりあえず笑った。地元民の知識ヤバイww

出来上がったワードリスト。
これでも遠慮して何ワードか削っている。

これを何に使うかというと、新温泉町ワードビンゴ!この大量の単語の中から9つ選んで、3×3マスに記入してもらう。くじびきで選ばれたワードでビンゴを目指す。
やっていることは簡単だが、出たワードを知っている人が説明してくれる。イヌワシの説明から、方言の意味、プチ情報など、単純に知識が増えた。
そして、新温泉町には美味しいものが こんなにたくさんあるだなんて、改めて考えるとすごいことだと思った。

私はお酒のおつまみになりそうな食材で
9マス揃えてみましたが、全然当たらず…

フリートーク

“○時○分まで自由に交流しておいてください”
これには賛否両論あると思う。私のような人見知りは、初対面の人と交流するのに勇気がいるため輪が広がらないから。けれど、皆さんすごい。数名ごとに深い話が繰り広げられていて、聞き耳を立てるのも一苦労であった。(聞き耳を立てても話が深すぎて途中からは話に入れないほどw)

狩猟免許を取った移住者さんと、鹿を捌きたい人を探す協力隊。パンの焼ける移住者さんと、色々と新しい食を探索している小舟さん。町内のモノの見方と外からの視点。
移住者という括りではなくても、人と人とが話していると、どこかで繋がってマリアージュが生まれるのが見ていて楽しい。
今回をきっかけに、何か生まれていくと良いなぁ(*´ω`*)

子供ちゃんがいると、途端にみんなの顔が緩くなる(^^)

Kofuneyaについて

実は、開催地とした Work Cafe Kofuneya は、新温泉町に移住した小舟さんが経営している、コワーキングスペース&カフェ。

お店に遊びに行った時に『移住者交流会やらなきゃなんですよね~』と呟いたら『うちでやれば?』と返答くださり、お互いその場ノリのテキトーな会話を交わした記憶がある。
最終的にはノリノリでご協力いただいた(笑)進行の流れやミニゲームの内容の案を出してくれただけでなく、思いがけず当日の進行までしてくれた(笑)ノリノリやん。いつもお世話になっております…😅

小舟さんメッチャ面白いお姉さんなので、皆さん ぜひ一度行ってみてほしいなと思っています。

溢れ出るKofuneyaの素敵な古民家感。
ぜんざいも美味しい。次回食べようと狙っているのは、
おばあの黒豆茶コーヒーのゼリー 。

イベントを終えて

今回はUターンを除外させていただいたため、地域おこし協力隊の皆さんが参加してくださった。
ただ、情報が必要なのは地域おこし協力隊の我々ではなく、実際の移住者である。ビンゴのワードの説明も、単語の意味を知っている人(=発言者)が偏っていたのではないか、とご意見をいただいた。確かにそうだ。次回は平等にできるように改善しよう。

参加くださった皆様、ありがとうございました!!

苦戦したこと

今回のネックは人集め。おそらく、次回も、その後も、ネックになるのが、これ。町内の移住者の情報を把握することがメチャクチャ難しい。

移住者交流会をしようと思っても、個人情報のために移住者さんの情報が外(我々)に流せず、情報は少ない。
田舎の地域に移住したい人は、諦めるか役場または宅建業者さんに問い合わせなければ住居が見つからない。役場の全く知らない、いきなり地域に入った移住者さんなんて、そう多くはない。役場をはじめ、町内で「移住者 知りませんかー」と聞いても、みんな揃って同じ名前を挙げる現状があった。その人しか転入が無かったのでは…と不安になるほど 笑

1から何かやるのは地道で難しいと知った。

おわりに

私は町に来るとき、ネットで新温泉町を調べてみたが、生活関係の情報がほぼ無く、見えなさ加減に驚いた。移住を検討する人にとっても、移住者にとっても、こういう場が必要で、実は内容は何でも良いのかもしれない。
違う市町から来た嫁たちで奥様会をやろう、でもいい。新温泉町の出身ではない皆さんが地酒を持ち寄って飲み会をしてもいい。新温泉町の出身ではない人だけでボードゲームをやろう、でもいい。ボードゲームは普通にやりたい。

予告??

今後は、全但バス 湯村温泉 営業所に、移住相談室がオープンする。移住者のみならず、地域の人や町外の人が気軽に寄れるスペースやイベントを作っていきたいと思います。

  • 3月9日:但馬全域の移住者の集まる交流会

  • 2月下旬または3月:全但バス湯村2F スペース『TOJI』&移住相談室 オープンイベント

ぜひお越しください(๑'ᴗ'๑)
今回はこの辺で失礼します。

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