コミュ障の悩み②

周りを見ると、楽しそうにおしゃべりしている人が多い。
けれども、私は一人でいることが多い。
一人は相手に気を遣わなくて楽だけど、時々さみしくなる。

自分から声をかけないと、人と話すことはできないとわかっている。
でも、何と声をかけたらいいのか、何を話したらいいのかわからない。

真面目すぎてユーモアがない。
事務的な話はできても、楽しい、面白い話はできないから、仲が深まらない。
人と仲良くなれない。
声をかけてもらえても、上手い表現の返しができない。
テンポよく言葉が出てこなくて、返答につまづいて、会話が続かない。

子どもや若者の頃に、いっぱい試して失敗してコミュニケーションを学んでこなかったから、自分を表現する、人を楽しませる言葉を持たない。
コミュニケーションの取り方がわからない。

歳を取った分、経験年数は多いけど、最初から人を避けてしまったから、人とのつながりがない。
根本には、やっぱり人が怖い、人を信じられないことがあるのだと思う。
それを思うと、育った環境で人と一緒にいることの安心感や、人と関わることの楽しさを教えてもらえなかったことは、本当に恨めしくなる。

今は、家にいることの安心感、家族と関わることは楽しいと思えるようになったけど、そこから外には広がらない。
今更感。
子どもや若者のようにはいかない。

でも、でも、老後は人の中で生きていきたいから、少しずつつながりをつくる努力をしたい・・・。

※心里さんの画像を使わせてもらいました。ありがとうございました。