20231106 81dojo②

自分が後手、戦型は角交換系の中飛車対抗形。

図①、51手目▲42角まで

本譜は△52飛としたが、ここは△45歩とすぐ桂を取った方が局面がすっきりして良かった。
以下、▲51角成△同金▲45歩△33角▲46銀△32金▲49飛△73桂▲44歩△同角▲95歩△同歩▲45銀△26角▲94歩△37歩▲39金△46歩、が一例。
途中△33角と角を手放すのはもったいなく思えるが、それによって相手も飛車の打ち込みが難しくなっている。桂得という実利もあり、形勢は後手微有利。

図②、55手目▲45同歩まで

本譜は△33桂としたが、そこで▲44歩とされたら飛車を成られるくらいは覚悟しないといけなさそうだった。
ここは△32飛とすべきで、以下▲同馬△同金▲44歩△34角▲28飛△31歩▲24歩△46歩▲同銀△24歩▲47金△25角▲23歩△73銀▲77桂△64歩▲86歩△33桂▲85歩△95歩▲84歩△86歩、が一例で後手有利。ただ、手放した角の活用が容易でないため、体感の形勢はそこまで良くはなさそう。

実戦はその後、何とか歩を活用して攻めをつなげようとするも、ただその歩を取られるだけになってしまい形勢を損ねてしまう。
ただ、相手の持ち駒も考慮した一直線の攻め合いが功を奏し逆転に成功。
最後は相手玉を即詰みに討ち取り勝ち。

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