向かい飛車対三間飛車

自分が後手、戦型は向かい飛車対三間飛車の相振り。

図①、65手目▲31飛まで

本譜は△61香と受けたが、玉頭に手がついているこの局面だとすぐ玉を吊り上げられて61の香を取られそうで、あまり良い受け方ではなかった。
ここは△61飛とすべきで、▲同飛成△同玉▲83歩成△同銀▲84歩△94銀▲73歩成△同桂▲74歩△78飛▲73歩成△同金▲67桂△77馬▲82角△62銀▲91角成△66桂、が一例で難解な形勢。

図②、87手目▲82歩まで

本譜は△92玉としたが、▲71香成とした手が次に▲81角~▲72歩成の攻めの狙いがあり厳しかった。
ここは△82同玉とすべきで、以下▲22龍△81歩▲71角△92玉▲38金△77飛成▲62角成△同金▲71香成△35桂▲61成香△27桂成▲同玉△85馬▲62成香△58馬、が一例でこの攻め合いは後手に分がある。

実戦はその後、▲81角から自玉に詰みが生じていた局面もあったが、▲72歩成から攻めてきたので玉が上に逃げ出せる展開になり再逆転。
最後は相手玉を即詰みに討ち取って勝ち。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?