中飛車対三間飛車

自分が先手、戦型は中飛車対三間飛車の相振り。

図①、22手目△52金左まで

図①はまだ序盤ではあるが、ここからどういう方針をとるか悩ましく思っていた。
本譜は何となく▲68金から左玉にしたが、ここは▲86歩~▲66角~▲77桂~▲88飛と向かい飛車に振り直す方針が良かった。
実戦の順は先手番なのに特に狙いがなく、少しつまらない展開にしてしまった。

図②、56手目△93同桂まで

本譜の▲93同桂成もそこまで悪くはないが、ここは▲95香の方が良かった。
以下、△85桂なら▲92香成~▲85飛で寄りなので△71玉と早逃げするくらいだが、▲93香成△88歩▲同飛△82歩▲92成香△同香▲93歩、が一例で先手優勢。

図③、64手目△89香成まで

本譜は▲63桂成としたが、ここは▲83銀とした方が分かりやすかった。
以下、△71玉▲63桂成△61玉▲72銀不成△51玉▲32金、が一例で後手玉は必死で先手玉は詰まないため、先手勝ち。
対局中は玉が逃げられそうと思ってしまったが、よく見たら全然そんなことはなかったらしい。

図④、68手目△71桂まで

本譜はここで後手玉に詰みがありそうと思い持ち時間が残り1分になるまで考えて▲83銀としたが、即詰みはなかったようだ。
ただ、この局面は▲78金と一度受けに回っていれば安全勝ち出来るところだった。
▲78金以下、△29飛成▲92金△同香▲同香成△同玉▲72成桂、が一例で先手勝ち。

実戦は詰みを考えるのに時間を使いすぎて、詰みがないことが分かった時点で持ち時間がなかったので投了。

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