20231015 将棋ウォーズ

自分が後手、戦型はゴキ中対超速持久戦。

図①、51手目▲68金右まで

図①は2筋で桂交換が行われ、先手が駒組を再開した局面。
本譜はこちらも相手に歩調を合わせる感じで△62金左としたが、ここは△54桂とやってみたかった。
以下、無視して▲88金とすれば銀を取って△79銀があるし、▲37銀と逃げると△65歩▲同歩△66歩として△62金左~△74銀の要領で65の歩を取りに行く。
また、▲69金という手も考えられ、それには△74歩▲79金寄△62金左▲77角△84歩▲88金上△73桂、が一例で形勢は互角。

図②、69手目▲64歩まで

本譜は△36歩▲46銀△26歩、とあくまで飛車先から手を作ろうとしたが、あまり良くなかった。
ここは△75銀と桂を取るべきだった。
以下、▲同歩△58歩成▲86角(▲同銀は△同桂成▲同飛△66歩)△36歩▲同銀△57と▲76銀△67桂、が一例で後手有利。

図③、87手目▲69歩まで

本譜は銀の利きをうっかりして△67桂としてしまったが、ここは△66桂とした方が良かった。
以下、▲57飛△58銀▲同飛△同桂成▲86角△28飛▲78金直△24角、が一例で後手優勢。

図④、91手目▲52銀まで

本譜は△24角と角を逃げたが、ここは両取り逃げるべからずの格言通り△58と、と飛車を取るべきだった。
以下、▲63銀成△同金▲75桂△62金▲54桂△52金▲63金△59龍、が一例で後手優勢。

実戦はその後、この△24角がほぼ一手パスのような手になってしまい、最終的に穴熊の遠さを活かされる展開になってしまい負け。

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