ダイレクト向かい飛車対▲65角
自分が後手、戦型はダイレクト向かい飛車対▲65角。
正直この変化はなんとなくしか知らなかったので、対局中はこの局面ですでに何を指していいかわからなくなっていた。
本譜は△52金左としたが、ここは△64歩とすべきだった。
以下、▲74角△72金▲56角△62銀▲68玉△63銀▲78玉△54銀▲77銀△62飛▲48銀△32金▲46歩△73桂、が一例で互角の形勢。
なお、最初に▲43角成とした場合は、△42金▲61馬△同玉▲68玉△65角▲38銀△76角▲78玉△54角▲96歩△94歩▲77銀△72玉▲88玉△24歩▲同歩△27歩▲同銀△24飛▲26歩△44銀▲78金△33桂▲36銀△21飛、が一例で後手微有利。
本譜は△25歩としたが、▲34角とされてこの角を簡単に追えないし、この後実戦のように▲23歩~▲25角と強引に飛車先突破を目指す手があり、次の手が難しくなってしまった。
ここは△26歩とすべきで、以下▲23歩△同飛▲34角△22飛▲26飛△35角▲56飛△62玉、が一例で互角の形勢。
本譜は△14角としたが、△47角成とした手が次の狙いに乏しく形勢を損ねてしまった。
ここは△34角とすべきで、以下▲28飛△67角成▲22歩成△34飛▲11と△89馬▲21飛成△62玉▲68金△99馬、が一例で互角の形勢。
実戦はその後、相手の飛成を上回る攻めの手が無く、そのまま徐々に形勢を離されていき負け。
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