中飛車対角道不突き左美濃
自分が先手、戦型は中飛車対角道不突き左美濃。
戦いが起こったあたりで▲54歩と突き捨てた方が良かったものの、相手のミスから飛車を成りこんで図①の局面は先手優勢。
ここで▲72飛は△62銀と引かれた時に2枚替えの変化に踏み込むのか微妙なところだったので、本譜は▲91龍と香を取ったがこれはこれであまり良くなかった。
ここは▲81飛とすべきで、以下△62金▲71龍△57桂▲39金△69桂成▲74歩△59成桂▲同金△57角成▲73歩成△39馬▲同玉△93角▲48銀△71角▲同飛成△79飛▲62龍、が一例で先手優勢。
金銀が密集していて対局中はしっくりした寄せが見えず少し焦っていた。
ここは▲31金打が分かりやすかった。
以下、△同金▲同金△41金で千日手になりそう、と考えていたが、よく見ると▲32飛成△同金▲41金打までの詰みで勝ちだった。
なので△44歩と脱出を狙ってくるが、▲32金寄△43玉▲48銀△31金▲同金△45歩▲59銀△46歩▲同歩△34桂▲58桂△19香成▲36銀、が一例で先手優勢。
本譜は▲75角として相手玉に詰めろをかけたが、実は先手玉に詰みが生じていてその時点ですでに負けになっていた。
ここは▲32金とすべきで、それなら相手玉は即詰みのルートに入っていて先手勝ちだった。
▲32金以下、△同金▲41金△同玉▲51成香△同金▲52銀△同玉▲32飛成△42金打▲51龍△同玉▲62金△同玉▲73金△52玉▲63銀△51玉▲62金、まで。
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