中飛車対角道不突き左美濃

自分が先手、戦型は中飛車対角道不突き左美濃。

図①、62手目△93角まで

本譜は▲95歩とさらに角を攻めに行ったが、そこで△85桂とされたら角がまた84の地点に行けるようになり、角を攻めるのが少し難しくなってしまうため、最初の▲95歩が少し攻め急ぎだった可能性がある。
ここは▲77桂とじっくり指すべきだった。
以下、△32金▲75歩△82飛▲74歩△85桂▲73歩成△同銀▲83歩△同飛▲84歩△同銀▲55銀、が一例で先手有利。

図②、72手目△99香成まで

図②の局面はあと一押しがあれば先手の攻めが繋がって勝ちになりそうに感じる。
本譜は▲65歩から攻めていったが、5筋で歩を使ってしまったために▲34歩に対する△31香が逆先になってしまったためにあまり良くなかった。
ここは▲64角とするのがわかりやすかった。
以下、△同金▲34歩△31香▲33歩成△同香▲34歩△同銀(△同香は▲35歩~▲36歩)▲52角成△同金▲53歩、が一例で先手優勢。

図③、96手目△57歩成まで

図③の局面は飛車取りの先手でと金を作られているのは確かに痛いのだが、仮に飛車を取られても何でもないので、ここが決めどころではないかと対局中感じていた。
だが、対局中はそれが読み切れず▲59飛としてしまい、△56角と攻防手っぽい角を打たれてさらにわからなくなってしまった。
ここは▲23銀からわかりやすく攻めるべきだった。
以下、△31玉(△同銀は▲同歩成△同玉▲35桂)▲32銀成△同金▲61飛△42玉▲62銀△27歩▲同金△52銀▲51飛成△43玉▲33桂成△同金▲53銀成△同玉▲62銀△43玉▲35桂△34玉▲52龍、が一例で先手優勢。

実戦はその後、△56角に対して▲66歩という意味のない1手を指してしまい流れがおかしくなってしまった。
最後の方は受け方がわからなくて攻め合ったが、詰まされて負け。

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