中飛車対後手超速持久戦

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速持久戦。

図①、40手目△22銀まで

この局面、自然な手は▲36歩なのだが、それに対して△45歩からの仕掛けが気になって本譜は▲97桂と、少しひねった手を指した。
だが、結果的に▲36歩とした方が良かったようだ。
以下、△45歩▲同歩△55銀▲37角△66銀▲同歩△92飛▲44銀△同金▲同歩△同角▲55金△33角▲44歩、が一例で形勢は互角。

図②、62手目△33金寄まで

本譜は▲54歩としたが、スピード感に欠ける一手だった。
ここは▲43銀とすべきで、以下△46歩▲32銀成△47歩成▲21成銀△同玉▲47銀△88飛▲58銀△48歩▲59金△87飛成▲54角△32銀▲64角△同歩▲43金△56角▲42銀、が一例で先手有利。

図③、76手目△46桂まで

本譜は▲81飛成としたが、穴熊相手に悠長すぎた。
ここは▲32飛成と踏み込まなければならない局面で、以下△同銀▲同角成△38桂成▲同金△23角▲同馬△同銀▲31銀、が一例でこのまま寄せ切ることが出来れば先手勝ち、の流れだった。

実戦はその後、わかりやすく1手負けの流れになってしまい負け。

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