第39期ゆかなか名人戦5番勝負③、対自称銀冠党総裁さん

自分が後手、戦型は角交換振り飛車対居飛車銀冠穴熊。

図①、39手目▲98香

先手が早めに▲77角としたことに満足して、駒組をして迎えた図①の局面。
正直この辺りの駒組の手順とか、一貫性がなさ過ぎて、振り返るのがつらい…。
こっちも銀冠まで組むか(△82玉)→△72銀の瞬間仕掛けられたら嫌だな(△72金)→穴熊見せられたら固さで勝てないから仕掛けるしかない(△85歩)
実際は図①で△33桂からじっくり指してもいい勝負だったし、玉の位置は81の方が良かった。

図②、79手目▲65歩

自分でもよくわからない仕掛けから形勢を悪くしたが、玉が52まで逃げてこれて難しくなったと感じた。
本譜は△78銀としたが、この手が悪手でまた形勢を悪くしてしまった。
考慮中にこの手は▲77金寄と歩を取られて攻めが続かない、と判断しながら指してるんだから、頭が相当働いてなかった。
ここは△67銀とすべきで、以下▲77角△76銀成▲同金△67銀▲87銀△56成桂▲31銀△23飛▲72金△41玉、が一例で難しい。

図③、95手目▲68同銀

ここは唯一勝ちになっていた局面。
本譜は△同金としたが、チャンスを逃してしまった。
ここは△69飛とすべきで、以下▲79銀打△89金▲同銀△78歩▲同銀左△同角成▲89金△87金▲同銀△同馬▲77金△78銀▲87金△同銀成▲96角△78銀▲87角△同銀成▲78銀打△66角▲88桂△86成銀▲69銀△97成銀、が一例で後手優勢。

実戦はその後、特に何事もなく負け。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?