中飛車対早め△44銀型

自分が先手、戦型は中飛車対早め△44銀型。

図①、40手目△86歩まで

ここまではまずまずだと思っていたが、この突き捨てを通してしまってからは相手ペースで進んでしまったと思う。
とはいえこれを無視するのも難しいと考えていたが、この局面は▲55銀とした方が良かった。
以下、△87歩成には▲54銀△77と▲63銀不成△57歩▲54歩△67と▲53歩成△99角成▲42歩△同金▲同と△同玉▲45銀、△55同銀には▲同角△同角▲同飛△44銀▲95角△62角▲58飛△87歩成▲54歩、がそれぞれ一例で先手有利。

図②、42手目△65桂まで

本譜は▲66角としたが、△86飛~△76飛と歩を取られると▲55銀と行きづらくなってしまったため良くなかった。
ここは▲68角とすべきで、以下△56歩▲同飛△99角成▲55歩△89馬▲54歩△67馬▲45銀打△51香▲53歩成△44歩▲54歩△45歩▲同銀△57桂打▲58金左△56馬▲同銀△49桂成▲43角△22玉▲49銀△89飛▲59金△57金▲69歩、が一例で先手有利。
相手の角にこんなに活躍されては一目勝てないように思えるのに、それ以上に相手玉が薄く、攻め合い勝ちが臨める、ということなんだろうか。なかなか難しい。

実戦はその後、何とか2枚飛車で攻める形にはなったが、冷静に受けられた後に反撃を決められて負け。

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