20231125 81dojo

自分が先手、戦型は中飛車対5筋対抗形。

図①、32手目△64同銀まで

本譜は▲38銀として戦いに備えたが、ここは流石に▲65歩とした方が良かった。以下、△73銀▲16歩△14歩▲78金△62銀▲45銀△73桂▲38金△44歩▲56銀△34歩▲46歩、が一例で互角の将棋。

図②、36手目△76歩まで

本譜は▲68角として次の▲46角を狙ったが、相手も△34歩と角道を開けることが出来たので良くなかった。
ここは▲66角とすべきで、以下△86歩には▲65歩△73銀▲86歩△同飛▲78金△87歩▲45銀、が一例で先手有利。
また、△54歩には▲65歩△53銀引▲78金△86歩▲同歩△同飛▲67銀△87歩▲74歩、が一例で先手有利。
相手の飛車先歩交換は▲78金で受かるので、銀の進出を防ぐことを優先したい局面だった。

図③、64手目△94飛まで

少し前は先手不利な局面だったが、だいぶ盛り返した。
本譜は▲85馬と飛車を追ったが、△64飛と逃げられて駒損が回避できなさそうで少し困ってしまった。
ここは冷静に▲58金左とすべきで、以下△88馬▲96香△64飛▲同馬△同金▲61飛△68歩▲48金寄△69歩成▲57飛△45桂▲56飛△83角▲41飛成△同玉▲76飛△75歩▲26飛、が一例で先手有利。

実戦はその後、相手が何か勘違いをしてしまったのか駒損の攻めをしてきたので優勢になった。
最後は相手に受けに駒を使わせてから自分も受けに回ることで、相手の攻めを受けて勝ち。実際は受け切ったわけではないが、相手の戦意喪失を誘ったようだ。

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