第48期ゆかなか順位戦A級 対Linkさん

自分が先手、戦型は相中飛車。

図①、30手目△45桂まで

本譜は▲77桂から端攻めを狙っていったが、少し攻め急ぎすぎだったかもしれない。
ここは▲86歩から飛車もしっかり攻めに活用するながれにしたほうがよかった。
以下、△43金▲85歩△24歩▲77桂△64銀▲88飛△25歩▲58金左△74歩▲84歩△同歩▲同飛△83歩▲89飛、が一例で形勢は互角。

図②、64手目△53銀まで

図②の局面は端の壁形を残したまま逆側から攻めれているので結構調子が良いと思っていたが、ここの△53銀で△53金とされていたらかなり難しかった。
本譜はここから▲55歩として、相手の駒を取りながら馬を活用して攻める流れに出来たので、先手が良くなった。

図③、106手目△22銀まで

局面は先手優勢だが、実戦はここから寄せが下手すぎてかなり手数がかかってしまったので反省。
まず図③の局面は▲23銀から即詰みだった。手順は▲23銀△同銀▲同金△同玉▲34馬△32玉▲33香△21玉▲32銀△22玉▲23馬、が一例。

図④、112手目△31桂まで

本譜は玉で取られることをうっかりして▲12金という手を指してしまった。
ここは▲34銀と23の地点に駒を足すのが冷静な寄せだった。
以下、△15歩と逃げ場を増やしても▲23金△14玉▲25銀△同玉▲34馬△14玉▲24馬、が一例で即詰みがあり先手勝ち。

実戦は金を1枚タダで取られてしまったが、自玉が安全なのが功を奏し逆転までは至らなかったのが幸いだった。
最後はなんとか詰まして勝ち。

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