中飛車対へな急

自分が後手、戦型は中飛車対へな急。

図①、35手目▲96歩まで

本譜は△54銀としたが、44の角が不安定になってしまうためあまり良くなかった。
ここは△35歩とすべきで、以下▲26飛△56歩▲44角△同銀▲77角△57歩成▲同銀△54飛▲46銀左△74飛、が一例で形勢は互角。

図②、49手目▲25龍まで

図②の局面は、龍を作られている分形勢は後手不利になっている。
本譜は△76銀と出たが、▲45龍が好手で先手の龍が手厚く、形勢が更に後手不利になってしまった。
ここは△64歩とすべきで、以下▲47金△76銀▲56金△65銀▲57金△48歩▲59金△54歩、が一例で先手有利ではあるが本譜より難しい。

図③、61手目▲77桂まで

本譜は△54歩としたが、そこで▲85桂△同飛▲76龍と進むと△54歩の一手が空振り気味だし、こちらの飛車が狭く取られそうなこともあり、後手不利だった。
ここは△45歩とすべきで、以下▲86歩△46歩▲85桂△64飛▲53銀△84歩▲64銀成△同歩▲45桂△24角▲53桂成△65銀、が一例で難解な形勢。

図④、91手目▲52歩成まで

本譜は△76金から攻めていったが、▲79桂と受けられてしまいあまり良くなかった。
ここは△76銀とすべきで、以下同じように▲79桂と受けると△87銀成▲同桂△76金▲98銀△86飛打、が一例で87の地点が数的有利なので後手良し。
なので▲98銀と受けることになるが、△71金▲53と寄△87飛成▲同銀△同銀成▲同玉△85飛▲86桂△76銀▲78玉△86飛、が一例で先手有利だが本譜より難しかった。

実戦はその後、わかりやすく手負けの流れになってしまい、そのまま負け。

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