ぽめ十字戦Arena③

自分が先手、戦型は中飛車対三間飛車の相振り。

図①、40手目△93同香まで

序盤相手に△36歩から先攻される展開も考えられたが、仕掛けを自重してくれたのでなんとか局面のバランスを保つことが出来た。
本譜は▲48角と逃げたが、ここは▲93同角成とするべきだった。
以下、△同玉▲94歩△82玉▲75歩△同金▲93歩成△同桂▲94歩△92歩▲93歩成△同歩▲96飛△81桂▲92歩△同玉▲95香△84角▲28玉△82玉▲93香成△同桂▲94歩△92歩▲93歩成△同歩▲76桂、が一例で先手微有利。

図②、70手目△36桂まで

図①以降、駒損を甘受けする代わりに端攻めからどうにかしようとしたが、相手に上手く逃げられてしまい不利な局面が続いていた。
だが、図②の局面はチャンスを迎えていた。
チャンスを逃さない一手が▲42桂成。
対局中は△28銀から自玉が詰むと思ってその手を指せなかったが、実際は詰まなかったようだ。

▲42桂成以下、△51飛▲36銀△37歩▲38歩△同歩成▲同玉△37歩▲同桂△29銀▲48玉△56香▲34桂、が一例で先手優勢。

実戦はその後、形勢不明の熱戦になったが、最後は自玉の不詰みを読み切った踏み込みが決まって勝ち。

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