20230807将棋ウォーズ②

自分が先手、戦型は中飛車対袖飛車。

図①、28手目△84歩まで

本譜は▲45銀として相手の玉頭方面を攻めに行ったが、そこで△77飛成▲同桂△76歩▲78金△77歩成▲同金△79角、が一例で馬作りが受からず難解な形勢。
ここは▲66角とすべきで、以下△72飛▲78飛△31金▲45銀△75歩▲34銀△65歩▲88角△52金▲96歩△74飛▲45銀、が一例で互角の勝負。

図②、38手目△85歩まで

本譜は▲26飛としたが、△31銀との交換は損の方が多かった。
ここは▲15歩とすべきで、以下△同歩▲13歩△同角▲15香△57角成▲11香成△67馬▲78歩△31金▲68金△45馬▲66角△71飛▲57角、が一例で先手有利。

図③、58手目△88飛まで

本譜は▲12歩としたが、△89飛成と桂を取られ、▲79歩だと△57桂、金を逃げると飛車が成られる展開になってしまい良くなかった。
ここは▲75歩とするべきだった。
以下△同飛▲12歩△同香(△89飛成には▲23と△42玉▲34桂△51玉▲84角△73飛▲74歩△同銀▲73角成△同桂▲71飛)▲57角△13香▲75角△19香成▲12飛△22角▲11銀△29成香▲同玉△21玉▲15香、が一例で先手有利。

図④、80手目△61香まで

自玉は金を1枚はがされたものの、すぐに寄る局面ではないため相手玉の寄せを考えたいところだが、持ち駒は少ないし、桂馬を渡すのはためらわれるのでなかなか難しい。
ここはゆっくりしてるようでも▲91飛成とすべきだった。相手がなにもしてこなければ▲93角成~▲71馬が厳しい。
以下、△67龍▲58金△69龍▲59香△66歩▲21と△42銀▲同と△同金直▲64歩△同銀▲63歩、が一例で先手有利。

図⑤、92手目△62玉まで

本譜は▲38金と自玉に手を戻したが、△71金とされて大駒が両方いっぺんに攻められる形になってしまい良くなかった。
ここは▲64歩とすべきで、以下△同龍▲76桂△44龍▲91飛成△25歩▲91角成△51玉▲71馬△33龍▲36香、が一例で先手有利。

実戦はその後、45角のラインを止めてから攻めれば難しい形勢だったが、それを怠ったため敗勢に。最後は王手への対応を間違えてしまい、即詰みで負け。

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