20230918 81dojo

自分が後手、戦型は居飛車対三間飛車の力戦形。

図①、35手目▲84銀打まで

最初は相振り飛車をしようと思っていたが、早めの▲74歩を見てそれを逆用できるような駒組を目指した。
図①の局面から本譜は△88と▲83銀成△78と▲72成銀と進んだ。駒の損得もなくと金も出来ているのだが、相手の成銀も迫ってきていて、さらには玉の位置的に自分の方が近く、難しい展開になってしまった。
ここは△84同飛とすべきで、以下▲同銀△78と▲66角△53角▲46飛△68と▲83銀成△35金▲56飛△45銀▲82飛△56銀▲同歩△78飛、が一例で後手有利。

図②、39手目▲72成銀まで

本譜は△68と、とと金を活用させたが、▲86飛~▲81飛成の攻めが厳しく、形勢を悪くしてしまった。
ここは△71歩と先に受けるべきで、以下▲62成銀△同金▲74銀△61金打▲25飛△68と▲85飛△59銀▲49金△13角▲81飛成△57角成、が一例で後手有利。

図③、67手目▲28玉まで

苦しい局面が続いていたが、ここはチャンスを迎えていた。
そのチャンスを活かすのが△45角。
この角自体が、△18桂成▲同香△27銀▲17玉△53角からの詰めろになっているので先手は受けるしかないが、64の角の利きもあって意外に受け方が難しい。
▲27銀が最善だが、△24香▲25歩△同香▲46歩△18桂成▲38玉△27角成▲47玉△55銀、が一例で後手優勢。

実戦はそのチャンスを活かせず、こちらの攻めが一段落したところに▲32銀と詰めろをかけられて負け。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?