20231218 将棋俱楽部24

自分が先手、戦型は中飛車対角交換ミレニアム。

図①、42手目△69馬まで

これが指す将順位戦の入れ替え戦の時に想定していた本当の局面。
本譜は▲22成銀~▲66角と王手する順を選んだが、ここは▲42成銀とした方が良かった。
以下、△同金▲54歩△78馬▲53歩成△41金▲43と△77馬▲71角△72飛▲44角成△同馬▲同と、が一例で先手微有利。

図②、48手目△25角成まで

当初狙おうとしていた▲26桂を先受けされて何を指せばいいかわからなくなってしまった局面。
本譜は▲26銀と馬に働きかけたが、馬を追っているうちに△46馬と活用されてしまい良くなかった。ただ、ここで打った銀が終盤玉頭を守る大事な駒になったのである意味で勝着ではあった。

図②の局面は▲54歩と歩を垂らす手が良かった。次に▲65桂から▲53歩成を狙えば、歩切れの相手は受けづらい。
▲54歩以下、△56飛▲45銀△46飛▲44銀△同歩▲65桂△52歩▲47歩△56飛▲44角△33銀▲71角成△84飛▲53歩成△同歩▲45桂、が一例で先手有利。

実戦はその後、△36桂からの攻めが厳しく一時は不利になったが、△28飛と王手したのがやりすぎで、相手が自陣の飛車の活用を目指していた間にその駒を一掃できて優勢になった。
最後は詰めろ飛車取りの角を打ったところで相手が投了。勝ちとなった。

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