中飛車対後手超速持久戦

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速持久戦。

図①、36手目△32銀まで

序盤相手が△43金を保留して△12香を急いできたので、5筋の歩交換をすることに成功。
穏やかな順を選ぶことも出来たが、相手は激しくなる順を選択。
そして迎えた図①の局面。
本譜は▲45飛とした。歩を得したことに満足してゆっくり局面を良くしようとした手だが、△73桂と相手も駒を活用する隙を与えてしまったのであまり良くなかったかもしれない。
ここは▲43飛成とすべきで、以下△同銀▲44金△同銀▲同銀△86歩▲33銀成△同桂▲44銀△32銀▲33銀成△同銀▲45桂△32銀▲33桂成△同銀▲44銀△21桂▲54角、が一例で先手有利。

図②、46手目△55角まで

本譜は▲66角△44角▲同角△33銀打▲71角成△42飛、と進んだが、馬を作ったものの活用させるのが少し難しく、有利を不意にしてしまった。
ここは▲41飛成とすべきで、以下△同銀▲71角△81飛▲53角成△99角成▲63馬△61飛▲62金△同飛▲同馬△65桂▲53歩、が一例で先手有利。

実戦は66手目の△57桂成が、着実な攻めではあるのももスピード感が欠けていたため先手優勢になった。
その後金銀の打ち合いで一瞬千日手もちらついたが、打開して攻めを継続。
ただ、中盤で時間を使いすぎてしまったために、持ち時間がなく負け。

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