中飛車対後手超速持久戦

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速持久戦。

図①、60手目△67馬まで

本譜は▲74飛としたが、△56馬と追われた時に飛車の逃げ方に困っていたようだ。
▲84飛の予定だったが、△42飛~△55銀と玉頭方面の戦いになったときに飛車の活用が間に合わなくなりそうで、あまり良くなかった。
ここは▲77飛とぶつけるべきで、以下△同馬▲同角△52飛▲81と△51飛▲34桂△12玉▲91と△79飛▲17香打、が一例で先手有利。

図②、66手目△83馬まで

図②の局面は攻めるなら▲34桂が自然だと思ったが、△47銀と反撃される手が気になってしまい、本譜は▲74歩としたが、△62銀とされると龍の行き場がなく、かなりの悪手だった。
ここはやはり▲34桂とすべきで、以下△同金▲同歩△同銀▲35歩△47銀▲同銀△同馬▲27銀△23銀▲21金△13玉▲11金、が一例で先手優勢。
△47同馬の局面で36の金取りが受けにくい気がしていたが、▲27銀で大丈夫だった。

図③、94手目△12金まで

終盤は形勢が揺れ動いていた局面もあったが、図③の局面は対局中は少し負けていると思っていたが実は先手優勢だった。
勝利への決め手は▲33銀不成だった。
以下、△11金には▲25桂打△同歩▲同桂△12玉▲13飛△同金▲同桂成△同玉▲24金△12玉▲13香△21玉▲11香成△同玉▲22金まで、△33同金には▲31飛△23金打▲25桂打△同歩▲同桂△24玉▲33桂成△27歩▲18玉△35玉▲23成桂△34歩▲25金△46玉▲34飛成、が一例で入玉は許してしまいそうだがその間に拾える駒も多く、十分に寄せが狙える局面なので先手優勢。

実戦はその後、△11金と龍を取られても詰むように寄せたつもりであったが、王手で手順に玉頭を厚くして詰めろ逃れの詰めろをかけられてしまい負け。

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