中飛車対後手超速持久戦

自分が先手、戦型は中飛車対後手超速持久戦。

図①、60手目△13同金まで

本譜は▲18香打としたが、△16桂と王手で止められるところなのであまり良くなかったかもしれない。
ここは▲25歩とすべきで、以下△33角▲15角△22角▲26角△14歩▲18香打△84歩▲35歩△85歩▲34歩△53銀▲55銀、が一例で先手有利。

図②、68手目△57歩まで

本譜は▲48飛としたが、△45銀から△35歩と攻められたらあまり良くなかった。
ここは▲同銀とすべきで、以下△35歩▲77角△33角▲同角成△同桂▲16歩△45銀▲15歩△36歩▲46金△69角▲47金△46歩▲48金引△58角成▲同金上△37歩成▲同玉、が一例で先手有利。

図③、72手目△66銀まで

本譜は▲66同歩としたが、△47銀から△58歩成と攻められると穴熊の遠さを活かされて攻め合い負けする可能性があった。
ここは▲15歩として端の2枚の香の顔を立てるべきだった。
以下、△58歩成▲14歩△12金▲58飛△57銀不成▲77角△33銀▲98飛、が一例で先手優勢。

図④、78手目△57歩まで

この局面、下手に受けるより一直線の攻め合いを目指した方が勝ちやすい、という判断は良かったのだが、ここからの指し手でミスが出てしまった。
ここは▲15歩とすべきで、以下△12金▲13銀△同角▲14歩△39銀▲29銀△24角▲13歩成、が一例で先手優勢。

実戦は▲82飛△42飛▲81飛成、の手順の組み合わせが悪く、相手の打った飛車が寄せに働いてきてしまい攻め合い負けの結果になってしまった。

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