中飛車対後手超速2枚銀
自分が先手、戦型は中飛車対後手超速2枚銀、52金右保留型。
本譜は▲63と、とした。金は斜めに誘え、の格言通りの1手ではあるが、△54角への対応を間違ってしまった。
△54角に対して▲91龍と香を取ったが、△63角とと金を取られてだいぶ形勢が難しくなったと感じた。ここは一旦▲75桂とと金にひもを付ける手が好手だった。相手が△15歩などとしてきたときに▲91龍とすれば金が取れることが確定していて先手優勢だった。
また、図①の局面で▲62と、とする手も有力だった。
以下、△同金▲51龍△61飛▲52歩△63角▲74歩△72歩▲58香、が一例で先手優勢。
本譜は▲53龍としたが、そんなのんびりした攻めが許される局面ではなく、△52香▲62龍△46角と進んだ局面はすでに先ほどまでの優位はどこかへいってしまった。
一応▲47銀打から受けに回ればまだ先手が残しているとはいえ、相手玉がゼットなのでしっかり受け切らなければならない展開になってしまい、見た目以上に難しい。
図②の局面では▲21銀から攻め続ける方が良かった。
以下、△同玉▲41龍△31飛▲45桂△41飛▲33桂不成△32玉▲41桂成△52飛▲61飛、が一例で先手優勢。
実戦はその後、まだ攻め合いで勝っている、という間違った判断をしてしまい逆転負けをくらってしまった。
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