中飛車対三間飛車

自分が先手、戦型は中飛車対三間飛車の相振り。

図①、22手目△45歩まで

普段はじっくり駒組することを考えるところだが、なんとなくいけそうな気がしたので速攻棒銀。
本譜は▲55歩と角の利きを止めたが、△35歩とされて△34飛の受けを見せられて棒銀が成功しづらくなってしまった。
ここは▲75歩とすべきで、以下△同歩▲86飛△64銀▲84歩△同歩▲同飛△83歩▲74飛△62玉▲82歩△73銀▲75飛△82銀▲95歩△同歩▲94歩△同香▲95香△93歩▲94香△同歩▲58金左、が一例で互角の形勢。

図②、42手目△33角まで

本譜は▲74歩としたが、△同銀▲77香△76歩▲同香△75歩、と進みこちらの飛車が相手の角に睨まれているので、攻めをつなげるのが難しい局面になってしまった。
ここはせめて▲78飛とすべきで、以下△62金▲74歩△同銀▲77香△73歩▲74香△同歩▲84歩、が一例で難解な形勢。

図③、58手目△86歩まで

本譜は▲75銀としたが、流石に飛車をポロっと取られてしまうのに加え、▲84歩と攻めても△73玉で耐えられそうなので良くなかった。
ここは▲78金とすべきで、以下△94歩▲75銀△54香▲58香△95歩▲86飛△73玉▲84歩、が一例で難解な形勢。

実戦はその後、入玉を止めることが出来ず負け。

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