20231028 将棋クエスト②

自分が後手、戦型はゴキ中対へな急。

図①、35手目▲68金まで

相手の仕掛けに対して手堅く受けたおかげで簡単につぶされて負けることはなくなったものの、ここからの方針をどうするか悩ましい局面。
ここは△54飛とするのが良さそう。
次に△35歩からの歩交換や、△74飛の揺さぶりが狙い。

図②、43手目▲56歩まで

本譜は△65歩として、こちらも仕掛けたが、後に▲55歩と取られるのも大きく、あまり良くなかった。
ここは△33角とすべきで、以下▲16歩△24角▲35歩△同歩▲26飛△45歩▲55金△同銀▲同歩△36歩▲同飛△35金▲56飛△36歩、が一例で後手有利。

図③、77手目▲64歩まで

本譜は△96歩として2枚目のと金作りを狙ったが、ここは△88と、とシンプルに角を取った方が良かった。
以下▲同銀や▲同玉には△39角が厳しいので▲67玉と逃げるが、△79と▲29飛△78銀▲57玉(▲同金は△同と▲同玉△57角)△54歩、が一例で後手有利。

図④、83手目▲53桂不成まで

本譜は△89角としたが、ここは△39角とした方が良かった。
以下▲38飛だと△66角成▲同玉△54金が厳しいので▲58飛とするが、△52香▲41桂成△55角▲同飛△同香▲63歩成△57飛、が一例で後手優勢。

実戦はその後、難しい局面が続いたが、先手が反撃するチャンスで受けの手を選択し、かつその受け方があまり良くなかったため、そのまま攻め切って勝ち。

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