20231206 lishogi②

自分が先手、戦型は相中飛車。

図①、50手目△33同桂まで

相手が早めに△82銀を決めてきたのに対しては、本譜のように中央から動くのが実戦的に面白い。
単純な攻めではあるのだが、壁銀が不利に働く変化が多いからこそ成立する。
本譜は▲53金としたが、それなら△同金に対して▲54歩としなければならなかった。実戦の攻め方は少し切れ模様であまり良くなかった。

ここは▲41銀とすべきで、以下△同飛▲53金△42金右▲52角△同金▲同金△21飛▲84歩△86角▲83金△71玉▲54歩、が一例で先手優勢。

図②、78手目△42金打まで

だいぶ攻めがつながるか怪しい局面が続いていたが、ここはチャンスを迎えていた。
チャンスを逃さない一手が▲26角。
以下、△61飛打▲52銀△同金▲同金△44銀▲53金△同銀上▲同歩成、が一例で先手優勢。

実戦はその後、△52歩としっかり受けられてしまい攻めが切れ模様に。
最後は相手に的確に反撃を決められ負け。

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