20230901 将棋ウォーズ

自分が先手、戦型は中飛車対三間飛車の相振り。

図①、22手目△74歩まで

端の位を取れたので、▲66角~▲77桂の形から端攻めを狙うイメージで指そうと思ったが、相手が早々と高美濃を目指してきたので▲66角としてもすぐ追い返されそうで対局中は指すのをためらってしまった。
本譜の順はこちらも駒組を進めてみたが、飛車が狭い位置であまり良くなかったかもしれない。

ここは▲68銀とすべきで、以下△63金▲66角(△65歩には▲77角としておいて後に▲66歩の反発を目指す)△24歩▲77桂△25歩▲75歩△同歩▲同角△82玉▲57角△14歩▲94歩△同歩▲93歩、が一例で形勢は難しいが、当初の予定通り端攻めをすることに成功している。

図②、32手目△24歩まで

この局面まで来ると▲66角としても飛角が狭くて攻めるのが大変なので、別の構想が必要になってくる。
それが▲86角。以下、△82玉▲77桂△14歩▲66歩△25歩▲65歩△同歩▲94歩△同歩▲同香△同香▲64歩△62金引▲65桂、が一例で香損ではあるが、64の拠点も大きく、形勢は難しい。

実戦はその後、大駒のバランスの悪さを突かれて形勢を悪くしてしまい、少し粘ったものの負け。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?