向かい飛車対三間飛車

自分が後手、戦型は向かい飛車対三間飛車の相振り。

図①、37手目▲67銀まで

本譜は△26歩から歩交換をしたが、ここは相手の飛車を自由にさせないためにも△52金から自陣を盛り上げて圧をかけるべきだった。
△52金以下、▲86角△64歩▲77桂△63銀▲46歩△54銀右▲36歩△63金左▲37銀△74歩▲56歩△同歩▲同銀△82玉、が一例で後手微有利。

図②、43手目▲65歩まで

本譜は△42金としたが、▲66角~▲77桂が間に合い、相手も十分な陣形になってしまった。
ここは相手の駒組が楽にならないように△54銀とするべきだった。
以下、▲66銀△51金▲96飛△25桂▲46歩△17桂成▲同銀△16歩▲28銀△17歩成▲同香△16歩▲同香△同香▲45歩△同銀▲55銀△18香成、が一例で後手微有利。

図③、53手目▲16同歩まで

本譜は持ち歩の数を心配して△17歩としたが、▲85桂とされて相手の攻めも間に合ってきてしまったので良くなかった。
ここはちょうど相手から歩をもらったところでもあるので、△18歩とすべきだった。
以下、▲同香△17歩▲同桂△同桂成▲同香△25桂▲26桂△17桂成▲同銀△25歩▲85桂△26歩▲同歩△84桂▲79飛△26角▲同銀△同飛、が一例で後手微有利。

図④、81手目▲95桂まで

図④の局面は金の上手い逃げ方がわからず、攻め合うしかないと思って△77角としたが敗着になってしまった。
ここは△84金とすべきで、それなら優勢を維持できていた。
△84金以下、▲83桂△62玉▲92龍△82歩▲16香△29と▲12香成△51飛▲72歩△45桂、が一例で後手優勢。

実戦は83の金をとられたことで急に受けが難しい形になり、仕方なく詰ましに行ったが当然詰みはなく負け。

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