20231127 81dojo②


自分が後手、戦型はゴキ中対一直線穴熊。

図①、39手目▲88角まで

本譜は△56歩から攻めていったが、▲同歩△65歩と進むと△66歩と取り込んでも22の角が浮いているので△67歩成とできないため、良くない攻めだった。
ここは△65歩とすべきで、以下▲同歩△同銀▲86歩(▲66歩には△86歩▲78銀△97桂成から攻める)△66歩▲68金引△97桂成▲同香△85歩、が一例で後手有利。
将来的に△86歩からの攻めは見えていたが、歩を2枚持つと△87歩があるため△86歩がよりきつい手になることを見落としていた。こういうチャンスを見逃さないようにしたい。

図②、45手目▲88同飛まで

本譜はとりあえずといった感じで△97桂成としていまったが、9筋の歩が切れると先手としても端からの反撃ができるため良くなかった。
ここは△57歩成とすべきで、以下▲同金△44角▲53歩△同金▲26角△35歩▲74歩△96歩▲同歩△97歩▲68銀△65銀▲97香△同桂成▲同桂△56歩、が一例で後手有利。

図③、59手目▲91銀不成まで

本譜は△64飛▲92歩成△62玉▲55角△54飛と進んだ。最後の△54飛があまり良くなく、飛車と玉が同時に攻められる形になってしまった。
ここは△81金とすべきで、以下▲92歩成△同金▲93香△91金▲同香成△77香、が一例で後手有利。この手順の最後▲93角が気になるが、△82歩と受けておいて▲92成香に△64飛とした形が左辺に逃げれるし、攻めに角を使っているため挟撃形を作るのが難しいため意外と何とかなっている。

実戦はその後、▲58香と手を稼がれたのが痛く、馬の守りも強力で攻めが難しくなってしまった。
最後はお手本のような挟撃形の必死がかかり、負け。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?