中飛車対後手超速2枚銀

自分が先手、戦型は少し序盤で駆け引きがあった末に対後手超速2枚銀になった。

図①、46手目△65桂まで

図①の局面は少し先手が良さそうだと思っていたが、どこかのタイミングで△42銀と勝負する順がありそうなので、こちらは飛車の打ちどころなどいろいろと難しい。
本譜は▲72飛としたが、そこで△59飛とされたら▲53歩成としても△同飛成と引き付けられてしまうので攻め方が難しく、さらに飛車で小駒を拾えないのであまり良くなかったかもしれない。
ここは▲53歩成とすべきで、以下△同金▲72飛△52歩▲48銀△42銀▲22角成△同玉▲76飛成、が一例でじっくりと体力勝ちを狙う感じで指せば先手有利。

図②、50手目△59飛まで

本譜は▲53歩成△同金▲58歩、として△57桂成を防いだが、5筋に歩が使えないと自分の攻めも難しくなってしまうのであまり良くなかった。
ここは▲91龍と香を取るべきだった。
△57桂成を全く受けていないようでも、▲同角△同龍▲58香と進むと龍を取ることが出来るのが香を手駒にした意味。
なので▲91龍に対して△54歩と手を戻すくらいだが、▲53歩△42金寄▲52銀△31金▲51銀不成△41銀▲82龍、が一例で先手有利。

実戦はその後、相手の△58歩成からの攻めが来る前に攻めようとしたが少し無理で、攻め合い負け。

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