ダイレクト向かい飛車

自分が後手、戦型はダイレクト向かい飛車。

図①、27手目▲53角まで

相手の▲58金右を見て逆棒銀を決行し、それに対して角を打ちこんできた局面。
本譜は△25歩と自重したが、ここは△52金右とした方が良かった。
以下、▲86角成△25銀▲77馬△33角▲36銀△26歩▲45銀△77角成▲同桂△33桂、が一例で後手有利。

図②、55手目▲34同馬まで

本譜は△33金として少し▲23歩成を緩和してから△38銀を打とうと思っていたが、▲16馬と△38銀を受けられていたらこちらが攻めるのは容易ではなかった。
ここはすぐ△38銀とすべきで、以下▲23歩成△同飛▲同馬△同金▲同飛成△47銀成▲21龍△46馬、が一例で後手優勢。

図③、73手目▲21龍まで

本譜は△51歩と受けに回ったが、ここは△69桂成と攻め合った方が分かりやすかった。
以下、▲62金なら△79銀▲97玉△53角で打った金をとれるので後手優勢。
また、▲98玉なら△79成桂▲61龍△同銀▲32飛△52歩▲71銀△同玉▲51金△62金、が一例で後手優勢。

図④、79手目▲32飛まで

本譜は△72銀と駒を節約して受けたが、そこで▲71銀△93玉▲98玉、と進んでいたら先手優勢な局面だった。
ここは△62銀打とすべきで、以下▲98玉△52桂▲88金打△79金▲42銀△78金▲同金△79成桂▲69金△78成桂▲同金△79金、が一例で後手優勢。

最後はしっかり相手玉を詰ましきって勝ち。

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